【新映像】捜査員も驚く大量札束…フィリピン収容所「裁判継続」4人の送還いつ?(2023年2月2日)

【新映像】捜査員も驚く大量札束…フィリピン収容所「裁判継続」4人の送還いつ?(2023年2月2日)

【新映像】捜査員も驚く大量札束…フィリピン収容所「裁判継続」4人の送還いつ?(2023年2月2日)

 フィリピンの収容所にいる容疑者4人について新たな動きです。日本への強制送還を左右する渡邉優樹容疑者(38)ら2人の裁判は2日に結論が出ず、来週に先送りされることになりました。この4人は、いつ日本に送られるのでしょうか。

 日本の警察が身柄引き渡しを求めている4人の容疑者。そのうち、渡邉優樹容疑者と小島智信容疑者(45)に対する「女性や子どもへの暴行罪」などについて現地の裁判所でヒアリングが行われました。

 本人たちは姿を見せなかったものの収容所からオンラインで参加したそうです。また、訴えを起こした渡邉容疑者の妻とされる女性が出廷して証言したとされ、女性側は今回の裁判で「新たな証人を出す」と説明したと言います。

 渡邉容疑者と小島容疑者の弁護士:「ビデオ通話で話しましたが、ワタナベは元気そうです」

 弁護士によりますと、渡邉容疑者は日本で相次ぐ「ルフィ」を指示役とした強盗事件などについて、無実を主張していると言います。

 一方、4人の容疑者らが拘束されるビクタン収容所で先月31日未明に行われた“抜き打ち捜索”の新たな映像を入手。約300人の収容者らが寝起きを襲われて殺気立つなか、当局を驚かせた収容所内部の実態とは…。

 収容者らが自由に電子機器などを使っているとの指摘を受け、“抜き打ち”で行われた一斉捜索。懐中電灯が照らされた薄暗い部屋にはウォーターサーバーや洗濯機、冷蔵庫などがあり、緩さを感じさせます。

 男たちが居並ぶ場所から奥へ行くと、カーテンで仕切られた個室。薄暗い通路の両脇に2段ベッドが複数あり、物が散乱。狭い空間で10人以上の男たちが半裸で寝ていました。

 一斉にボディチェックと持ち物検査などを実施。カメラが、さらに進むと…。

 目の前には床にびっしり布団が敷かれ、雑魚寝する収容者らの姿。定員140人を大幅に超える300人程がすし詰め状態で過ごす実態がありました。捜索中、別の部屋から次々に登場する収容者。

 札束を押収された男の周辺にあるベッドや棚を職員らが念入りに探していきます。

 映像の中に日本人の収容者がいたかどうか確認は取れていません。

 一方、今月2日にフィリピンの裁判所で行われた渡邉容疑者と小島容疑者が被告となっている女性への暴行罪などを巡るヒアリング。

 フィリピン、レムリヤ法相:「私たちは4人について、できるだけ早期に送還できるよう手続きしています。来週、水曜日(8日)のマルコス大統領の訪日までに実現できることを目指します」

 この告訴が「強制送還逃れ」を狙った虚偽なのかどうか、7日に再びヒアリングが実施され、その後、裁判所の判断が出る予定です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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