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「可能ならば来週月曜以降がいい」警視庁幹部はフィリピンへの捜査員の派遣時期に 慎重姿勢 特殊詐欺グループ4人の“同時”強制送還|TBS NEWS DIG
全国で相次ぐ強盗事件に関与した可能性のある特殊詐欺グループの4人について、フィリピン当局は4人同時に強制送還する方向で調整に入っています。フィリピン・マニラから中継でお伝えします。
フィリピンのレムリヤ法相は先ほど、取材に応じ、こちらのビクタン収容所に収容されている日本人4人の強制送還について、「日付は言えないが、なるべく早くやりたい」「4人の同時送還に向け、調整している」と改めて迅速に対応する姿勢を示しました。
容疑者4人を同時に送還することについては日本側からの要求に応じた形となりますが、送還までには容疑者のうち3人が国内での刑事裁判を控ているというハードルがまだ残っています。
この裁判について、法務省の広報官は「棄却の可否の判断はあす木曜日に2件、あさって金曜日に1件行う」としたうえで、「4人の送還はなるべく早くしたい」と話しました。来週水曜日には大統領の訪日も予定されているため、その前までに、なんとか事態を前に進めたい考えがあるとみられます。
一方で、身柄の移送のため捜査員を派遣する警視庁の幹部は、この送還の時期について、「今週金曜以降か、可能ならば来週月曜以降がいい」と慎重な姿勢を見せています。
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