【連続強盗事件】“事件前に東京で「ルフィ」に指示された” 岩国市・強盗未遂事件の被告が…
一連の強盗事件の指示役「ルフィ」は一体、誰なのか？去年11月に山口・岩国市で起きた強盗未遂事件の“実行役”の1人が、事件前に東京で「『ルフィ』と会った」と話しています。
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「ルフィ」の疑いがあるのが、渡辺優樹容疑者(38)、今村磨人容疑者(38)、藤田聖也容疑者(38)と小島智信容疑者(45)の4人です。1月31日時点で、フィリピン・マニラにある入管施設に収容されています。
フィリピンから日本の“実行役”へ指示を出していたとみられる「ルフィ」について、31日に新たな情報が出てきました。
「ルフィ」が関わっているとみられるのは、少なくとも8つの事件です。
去年3月：滋賀・大津市
去年5月：京都市、大阪市
去年10月：東京・稲城市
去年11月：山口・岩国市
去年12月：広島市、東京・中野区
今年1月 ：東京・狛江市
そのうちの1つ、去年11月に山口・岩国市で起きた強盗未遂事件について31日、その“実行役”の1人である上野晴生被告の初公判が行われました。この上野被告が“「ルフィ」と会った”と話しているというのです。
弁護人によると、上野被告は事件前、東京・東村山市の久米川駅に行くよう指示を受けたといいます。そこで“ある男”から金を渡され、「大勢で乗れる車を岡山で借りろ」と指示されたといいます。
上野被告の弁護士（31日正午ごろ）
「もらうものもらって、『がんばれ』みたいな。一言二言しゃべって、それですぐ別れたと」
上野被告はこの時の男が、“指示役”の「ルフィ」だったのではと話しているということです。
上野被告の弁護士
「その直後、『ルフィ』アカウントから連絡が来た。そのタイミングからして、さっき会った人物が、その直後に連絡をしてきた『ルフィ』であることは間違いないと思うと」
上野被告が会った男は身長170センチ台で中肉中背。年齢は30～40代で関西弁のなまりがあったということです。ただこの時期、「ルフィ」の可能性がある渡辺容疑者らは、すでにフィリピンの収容所にいました。
上野被告が会った男は本当に「ルフィ」だったのか、事件の全容解明が急がれます。
(2023年1月31日放送「news every. 」より）
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