「防犯用窓ガラス」申し込み急増 “侵入に手間”凶悪強盗防止へ(2023年1月31日)
フィリピンの収容所にいる日本人4人の強制送還について、フィリピンの法相は来月6日までに終わらせたいと述べました。
レムリヤ法相:「(Q.日本に強制送還の可能性は?)月曜日までに(強制送還)できれば良いと思っている」「(Q.今週中の強制送還はできないか?)まだその前にいくつかヒアリングがあるから」
日本側は連続強盗事件の捜査に支障が出ないよう、フィリピン側に4人まとめての身柄引き渡しを求めていますが、手続き上、難しいとの見方を示します。当初は一両日中に4人のうち1人を送還させるとの見通しを示していたフィリピン当局。しかし、今月31日午後に「来週月曜日までに引き渡しを目指す」と語り、人数については明言しませんでした。
レムリヤ法相:「容疑者のうち1人が6台のスマホを所持していました。犯罪行為は施設内で所持していた携帯電話によって行われていた可能性が高いとみています。それについては現在、調査を進めているところです」
31日未明、約100人もの入管関係者らが捜索に入り、ビクタン収容所には緊張感が漂いました。テーブルの上に収容者から押収された10台以上のスマートフォンや現金などが並べられています。
全国で相次ぐ凶悪な強盗・窃盗事件。自分の身をどうやって守れば良いのか…。
おととし発生した侵入強盗は297件。そのうち約3分の1にあたる97件が住宅を狙ったものだったといいます。どうすれば自宅への侵入を防ぐことができるのか、関心が高まっているのが「窓の防犯」です。
警備会社のセコムでは「防犯用窓ガラス」の申し込みが前の年の同じ時期と比べて9倍になったといいます。「防犯合わせガラス」は2枚のガラスに特殊なフィルムを挟んだもの。果たして強度はどれほどなのか。
比較のため、まず通常のガラスで試してみると3回目で割れて粉々になりました。続いて防犯合わせガラスは、ひびは入ったものの飛び散りもせず、穴も空きません。
強盗の侵入を防ぐ鍵となるのが「時間」です。住宅などへの侵入に5分以上、手間取ると約7割が犯行を諦めるといいます。セコムの屈強な元ラガーマンが試してみても…。たたき続けること5分、ガラスは割れているけどフィルムの部分がくっ付いています。
住宅警備の問い合わせはALSOKでも一連の事件以降、通常の3倍から4倍に急増しているということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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