【無残】「どう壊したのか」“分福茶釜”地元シンボル…タヌキ像が被害 #shorts
館林市緑のまち推進課・瀬下覚さん:「(Q.道を挟んで横がすぐ小学校ということで)そうですね、こちらも通学路になっています。こちらが壊されたタヌキの像になります」
今月10日、破損しているのが見つかったタヌキ像。下半身と上半身で分断された真っ二つの状態です。
群馬県館林市が管理していたタヌキ像。もともとは、ひょうきんな顔つきと立派なお腹をした像だったのですが、現在はタヌキとは分からない姿に。
館林市緑のまち推進課・瀬下覚さん:「陶器の中にコンクリートが入っていて、こちらで一体化されていたので、どのような形で壊したのか想像がつきにくく。本当に人間の蹴りやパンチで壊せるものではありませんので」
10日の昼ごろ、数時間の間の犯行とみられています。
館林市緑のまち推進課・瀬下覚さん:「数十万円、30万円前後ということで(警察に)被害届は提出しています」
館林市は、童話「分福茶釜」ゆかりの地です。茶釜に化けたタヌキが、拾ってくれた男性へのお礼に見世物小屋で芸を見せ、福をもたらしたという「分福茶釜」。この童話のモデルとなった茶釜は、館林市茂林寺に現存します。
館林市民:「タヌキっていうのは『分福茶釜』。茂林寺のタヌキだからな」
館林市のシンボルともいえるタヌキの像が傷付けられる被害は先月も。橋のたもとに設置されたタヌキの像と茶釜の像2体の頭や胴体などが割られていました。
館林市道路河川課・小林一也さん:「散歩をしていた人によると、(先月19日の)前の日は通常の状態だった。防犯カメラは、この辺りにはないと思う」
今月と先月、像が破壊された場所は茂林寺から数百メートルの範囲で、それぞれの現場も300メートルほどしか離れていません。
館林市民:「(破損に気付いた)その時は、まだ破片などが下にちょっと落ちていた。危ないなって。これだけ大きなものを割るとなると、相当の音が出ているはずなんだけどね」
警察は2カ所でのタヌキ像破損について、同一犯の可能性も含めて捜査を行っています。/a>
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