【住宅火災】母と子ども3人連絡取れず…祖父が胸の内を語る「目に入れても痛くない…」

【住宅火災】母と子ども3人連絡取れず…祖父が胸の内を語る「目に入れても痛くない…」

24日早朝、茨城・行方市の住宅で火事があり、焼け跡から4人の遺体が見つかりました。母親と子ども3人と連絡が取れておらず、警察などは遺体の身元の確認と詳しい出火原因を調べています。こうした中、子どもたちの祖父が胸の内を語りました。

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24日午前5時すぎ、茨城・行方市の鉄骨2階建ての住宅で火災が起き、4人の遺体が発見されました。

上空から現場を撮影した映像では、天井は骨組みがあらわになり、2階のバルコニー周辺が、壁や窓がなくなるほど燃えた様子がわかります。焼け跡になった現場を、掘り起こし調べる消防の姿も見られました。

近所の住民
「窓、全部こうなってましたよ。火がこう建物の周りから、ガラスも割れちゃってね」
「火柱がのぼっていた。20メートルくらいあがったかな」

早朝に一体、何が起きたのでしょうか。“建物が燃えている”…119番通報は通行人から入りました。警察によると、1階は駐車場と物置があり、2階が居住スペースだったといいます。全焼した2階の同じ場所から、4人の遺体が見つかりました。

この家には家族5人が暮らしていて、32歳の母親、9歳の男の子、4歳の男の子、8歳の女の子と連絡が取れていません。同居する会社員の41歳の父親は、火災発生当時に外出していて無事でした。

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火災の後、近所の住民は父親が慌てて自宅に戻る姿を目にしていました。

近所の住民
「おれ、それ見ちゃってよ。（父親は）半狂乱で飛び上がって、のぼっていった、2階を」

家族を知る住民
「仲いいよ。きょうだい、親子。まさかなあ。かわいそうだよ、今からだもん。小学生…かわいいさかり」

孫が女の子と同級生という住民は「かわいいんだよな、あの子らな。懐（なつ）いていて、いつも『おはようございます！』ってきて。頑張り屋さんでな」と話し、“元気な姿が印象的だった”といいます。

そして、子どもたちの祖父が胸の内を語りました。

子どもたちの祖父（69）
「娘は本当にしっかりもので。（孫3人は）『目に入れても痛くない』という言葉ありますけど、それに近いですよね。本当に楽しみにしていましたね、成長をね」

警察などは、遺体の身元の確認と詳しい出火原因を調べています。
（2023年1月24日放送「news every.」より）

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