「水道管・蛇口の凍結」予防…準備するものはタオル・テープ・袋 『最強寒波』に警戒(2023年1月24日)
1月24日夕方から25日昼前にかけて予想される“10年に一度”の寒波。青森県では24日朝から気温の低下とともに雪の降り方が強まり、午後2時の積雪は青森市の山あいにある酸ヶ湯で291cmになりました。
(雪かきをする青森市民)
「これから積もると思うので、少しずつ捨てておかないと。願っています、積もらないことを」
新潟県では去年12月の大雪で物流が滞り、スーパーは品薄になったことから、24日朝から買いだめを急ぐ人の姿もみられました。
(買い物客)
「またなくなると困るので来ました。野菜とパン類ですね」
24日午前8時の大阪。職場へ向かう人たちからは次のような声が聞かれました。
「ちょっとなめてましたね、寒い寒いと聞いていましたけど。手がちぎれるんじゃないかと思うくらい寒かったですね」
「絶対ダウンジャケットじゃないと無理だなと思って着てきました。体の芯から冷えるような感じです」
強い冬型の気圧配置の影響で、近畿地方の上空にはこの冬一番の-12℃以下の寒気が流れ込み、北部や中部では24日夕方から25日昼前にかけて警報級の大雪となる見込みです。
こうした中、注意が必要なのが水道管の凍結です。大阪府豊中市では広報車が市内を回り、凍結の予防を呼びかけました。
【広報車からの呼びかけ】
「屋外にある水道管や蛇口の凍結予防対策をお願いします」
(豊中市上下水道局 茨木一雄さん)
「おととしの1月の寒波の際には(3日間で)270件の漏水や凍結の問い合わせがございました。屋外でむき出しになっている水道管や蛇口などは気温が-4℃以下になると凍結しやすいと言われていますので、やはり事前の準備保護などが必要になってくると思います」
凍結は、太陽の当たらない場所や強い風の当たる環境にある水道管などで多く発生します。水は凍ると膨張するため、水道管を破損させるおそれがあるのです。
(豊中市上下水道局 茨木一雄さん)
「蛇口本体が(破損して)水漏れする場合もあれば、蛇口と柱の付け根あたりが漏れることがよくあります」
では、どのように予防すれば良いのでしょうか。準備するものは乾いたタオル・テープ・袋です。まず、蛇口を冷たい風から守るため、タオルなどでしっかり覆います。その上から防水のため、袋をかぶせ、テープでしっかりと固定します。これだけで十分に凍結を防ぐことが期待できます。
そして、マンションの場合、パイプスペースのなかにある水道メーター周辺に凍結が起こりやすいため、そこにタオルを巻き付けておきます。
(豊中市上下水道局 茨木一雄さん)
「できれば日中、もしくは夜までにはやっておいたほうが安全かなと思います」
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