【相次ぐ強盗事件】「お金貸して」逮捕された自衛官の男が…
東京・狛江市での強盗殺人事件が発覚するきっかけとなった千葉県大網白里市での事件で、逮捕された自衛官が金に困っていたとみられることが明らかになりました。
◇
23日、栃木県足利市に住む強盗致傷事件の被害者の男性が取材に応じてくれました。
“強盗致傷”の被害者
「就寝中だったんですけど、犯人が来たと同時に“催涙スプレー”を目にかけられて、手首と足首に粘着テープを巻かれて『お金どこにある』って」
1月10日の午前1時ごろ、複数の人物が窓ガラスを割り、家に侵入し、“金のありか”を聞いてきたというのです。
“強盗致傷”の被害者
「金づちみたいなやつで足とか背中とか脇辺りとか、何回か殴られましたね」
男性は、現在も背中などに傷痕が残っているといいます。犯行グループは現金300万円などを奪い逃走したということです。
◇
関東でいま相次いでいる強盗・窃盗事件。
防犯カメラに映っていたのは1台の白いレンタカーです。運転席と助手席には白い服を着た人物の姿がありました。撮影されたのは1月19日の午後1時すぎ、東京・狛江市です。
その場所から200メートルほどの場所で起きたのが、90歳の大塩衣与さんが自宅で殺害された強盗殺人事件でした。大塩さんの死亡推定時刻は正午ごろとされていて、映像は そのおよそ1時間後に撮影されていました。
現場から走り去る犯行車両とみられていて、その後、コインパーキングに乗り捨てられていました。
そして、白いレンタカーは事件前日にも現場付近を走る様子が防犯カメラに映っていました。下見に来ていた可能性があります。
警視庁は犯行車両としてレンタカー2台を押収し、少なくとも4人が2台のレンタカーに分かれて乗り、犯行に及んだ可能性があるとみて調べています。
◇
去年12月、1月と頻発している強盗・窃盗事件。狛江市の事件は、千葉県大網白里市で起きた強盗致傷事件で逮捕された男の携帯電話から発覚したものですが、逮捕された男が三重県出身の自衛官・中桐海知容疑者（23）であることが捜査関係者への取材で新たにわかりました。
中桐容疑者は三重県内にある陸上自衛隊の駐屯地に所属していましたが、去年11月から“所在不明”になっていました。
中桐容疑者を知る人によりますと、所在不明となったあと、地元に帰ってきていたといいます。
容疑者を知る人
「（駐屯地を）抜け出してきて、三重まで戻ってきて、ヒッチハイクで。（息子に）『泊めてほしい』と、『お金を貸して』もいってた」
Q.お金づかいは荒い？
容疑者を知る人
「あったら使うとは聞いたことある」
中桐容疑者は知人に「金を貸してほしい」などと、お願いしていたということです。
◇
さらに、関東近郊で続発する強盗・窃盗事件を巡っては、去年12月に中野区で起きた強盗傷害事件で警視庁が2人の男を逮捕しました。
捜査関係者への取材で、中野区の事件に関わったメンバーの一部が、広島市の強盗殺人未遂事件や山口県岩国市で起きた事件にも関わった疑いがあるとみて、警察当局が捜査していることがわかりました。
関東のみならず全国規模で同じ強盗グループが強盗・窃盗を繰り返しているとみて、警視庁や各県警が捜査を進めています。
（2023年1月23日放送 「news every.」より）
#事件 #強盗 #窃盗 #日テレ #newsevery #ニュース
◇日本テレビ報道局のSNS
Facebook https://ift.tt/PUmVaDn
Instagram https://ift.tt/XCFkPf3
TikTok https://ift.tt/c0N3KDr
Twitter https://twitter.com/news24ntv
◇【最新ニュースLIVE配信中】日テレNEWS HP
https://news.ntv.co.jp
