新型コロナ「5類」 加藤厚労大臣「変異状況などによっては引き下げない可能性」(2023年1月20日)
この春に政府が目指す新型コロナウイルスの感染症法上の「5類」引き下げについて、加藤厚生労働大臣はウイルスの変異状況などによっては引き下げない可能性もあるとの見方を示しました。
加藤厚労大臣:「これから春、しかるべきタイミングまでの間に非常に重篤性の高いウイルスに大きく変異したとなると、これは前提が変わってくる。あくまでもオミクロン株の特徴を踏まえて対応していますから、原則としてという言葉を使っています」
政府は新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けを「原則」として、季節性インフルエンザと同等の5類にこの春から引き下げる検討を行います。
加藤大臣は23日に開催される厚労省の専門部会から5類引き下げに向けた議論を進めるとしたうえで、春までにウイルスの変異が起き、重篤性が大きく高まった場合には引き下げない可能性があるとの考えを示しました。
また、類型見直しに伴い、マスク着用の緩和やコロナの患者を受け入れる医療機関の拡大などについても今後、具体的な議論を行うということです。
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