「3回目」大規模接種 東京会場が予約開始へ(2022年1月28日)
東京都の新型コロナウイルス新規陽性者が1万7631人と4日連続で最多を更新しました。そんななか、28日午後6時から3回目接種に関して大規模接種会場の予約受け付けが始まります。
東京都・小池百合子知事：「一日の新規感染者数1万人を大幅に超えて、なお増加傾向にある」
28日も東京都では4日連続の過去最多1万7631人の感染が確認されました。
感染の急拡大に伴い、病床の逼迫（ひっぱく）度も日増しに高まっています。
28日時点の病床使用率は27日より1.7ポイント上昇して46.1％。
小池都知事が「緊急事態宣言」の要請を検討するとした50％が目前に迫っています。ただ、28日の会見では・・・。
東京都・小池百合子知事：「（Q.どういう状況になったら緊急事態宣言が必要？）前から感染を止める、社会は止めないということで申し上げてきました。今回のオミクロン株の特性を踏まえる必要があります。基本的対処方針に緊急事態宣言の発出の考え方、国としての考え方を明示して頂きたいと（国に）要望したところです」
では、その国は・・・。
新型コロナ担当・山際大志郎大臣：「重症者数という東京都の基準でいうと18人と言いましたけど、（重症者数も）緊急事態宣言に移行するかしないかという時に大変、重要な指標というか要素」
大阪でも28日に初めて1万人を超え、1万13人の新規感染者が確認されました。
新型コロナ分科会・尾身茂会長：「1、2週間でピークアウトするかどうかの予断は許さないと思っています」
沖縄県、広島県、山口県では、「まん延防止措置等重点措置」期間に入って28日で20日目です。
沖縄県ではピークを過ぎたように見えますが、広島県では、なお感染者の増加が続いていて、山口県でもやはり同様です。
子どもの感染も増え続けています。
堀内ワクチン担当大臣：「本日、子ども向けのファイザー社のワクチン約290万回分について、都道府県への割当量を決定し、その配送手続きを都道府県にお示し致します」
堀内ワクチン担当大臣は来月後半から子ども向けワクチンの配送を始めると発表しました。
対象となる5歳から11歳の子どもは約740万人いますが、厚生労働省のワクチン分科会は接種を強く推奨する努力義務を課すかどうか結論を先送りにしています。
新型コロナ分科会・尾身茂会長：「義務ではなく希望を募る。そのうえに特に基礎疾患の小児はなるべくやって頂ければいいというのが私の個人的な考えです」
一方、まだまだ進んでいない大人への3回目の接種は加速するのでしょうか。
自衛隊の大規模接種。東京会場は28日午後6時から予約が始まります。
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