「標的になるのが怖い」横浜に米軍の新部隊を配備へ(2023年1月14日)
14日、サタデーステーションが船で向かったのは、赤レンガ倉庫の近くにある米軍の輸送拠点「横浜ノース・ドック」です。
仁科健吾アナウンサー
「見えてきました。横浜ノース・ドックです。ここにアメリカ軍の新しい部隊が配備される予定となっています。現在は大型の船が何隻か停泊している状況です」
実は12日、中国や北朝鮮など、厳しさを増す安全保障に対応するため、ここに米軍の小型揚陸艇部隊を配備する方針が決まりました。
部隊は13隻の船舶とおよそ280人で編成され、主に大量の物資などを運ぶ活動を目的としています。
その一方で、配備される横浜ノース・ドック周辺には、赤レンガ倉庫だけでなく、ランドマークタワーなど人が多く集まる市街地が広がっています。
しかし、こうした状況にも関わらず、県への説明は決定したその日に行われたといいます。
市民は…
横浜市民
「ちょっとびっくりした。横浜にって感じで、そうしたら標的になる。ちょっと怖い」
横浜市民
「今の流れを見てると、戦争をしようという風に感じ取れるので、すごく心配」
いま、防衛強化は矢継ぎ早に進んでいます。
12日、沖縄に置かれている米軍の海兵連隊を改編することが決定。
去年12月には、政府が敵ミサイル基地などを攻撃できる反撃能力を保有し、防衛費を増額させることも決まりました。
そして、14日行われた日米首脳会談でも…
岸田総理
「反撃能力を含む、防衛力の抜本的な強化を定めそのために予算を拡充する新たな方針を使命しました」
バイデン大統領
「はっきり申し上げます。アメリカは日米同盟に徹底的にコミットする。さらに、日本の防衛にも完全にコミットするつもりです」
サタデーステーション 1月14日OA
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
