検察側「精神疾患だった父親を厄介払いのため殺害」…元医師の被告側は否認で無罪主張(2023年1月12日)

検察側「精神疾患だった父親を厄介払いのため殺害」…元医師の被告側は否認で無罪主張(2023年1月12日)

検察側「精神疾患だった父親を厄介払いのため殺害」…元医師の被告側は否認で無罪主張(2023年1月12日)

難病のALS患者に対する嘱託殺人の罪でも起訴された元医師の男について、父親を殺害したとされる事件での裁判が始まり、男は起訴内容を否認しました。

 元医師の山本直樹被告(45)は2011年3月、同じく医師の大久保愉一被告(44)と、母親の淳子被告(78)と共謀し、父親の靖さん(当時77)をなんらかの方法で殺害した罪に問われています。

 1月12日の初公判で山本被告は起訴内容を否認し、弁護側も「大久保被告による犯行」と無罪を主張。検察側は冒頭陳述で「3人はメールを通じて殺害を計画し、精神疾患だった靖さんを厄介払いのため殺害した」と指摘しました。

 山本被告らは難病ALSの女性患者から依頼を受けて急性薬物中毒で死なせたとする嘱託殺人の罪にも問われています。

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