【カラカラ天気】東京で異例 20日連続“雨ゼロ”手荒れ&肌荒れ 対策は(2023年1月11日)
東京都内では、先月23日から20日連続で雨が降らない異例の事態となっています。この記録的な乾燥で、都内の病院では手荒れや肌荒れなど皮膚の不調を訴える相談が急増しています。
寒さも一段落。東京は暖かな日差しを感じられましたが、深刻なのがここ最近の“カラカラ天気”。そう、空気の乾燥です。
東京では今月11日まで、20日連続で雨が降っていません。これは過去3番目の長さです。最小湿度は今年に入ってから30%を前後する状態が続いています。そんななか増えているのが…。
20代:「乾燥して手荒れが…。切れちゃって。ここの荒れちゃってるところとか節々とか…」
60代:「顔とか足も、お風呂から上がったらクリーム塗らないと乾燥します」
「カサカサ肌」の悩みです。
20代:「ひざがすごく乾燥する。粉吹いちゃうんじゃないかというくらい」
都内のクリニックにも悩みの声が…。
神楽坂肌と爪のクリニック・野田弘二郎院長:「年が明けて多かった相談は乾燥に関わる手や足などのかゆみ、唇の乾燥などの患者が増えている」
女性からは「手荒れ」に関する相談が多いといいます。
神楽坂肌と爪のクリニック・野田弘二郎院長:「小さな子どもを抱えているお母さんとか水仕事、炊事洗濯をすることが多い世代の女性に手が乾燥する、ひどくなると湿疹、じくじくしたりかゆくなったり、それが慢性的に続くという相談」
深刻な“手荒れ”。対策はどうすればいいのでしょうか。
神楽坂肌と爪のクリニック・野田弘二郎院長:「冬場だから水仕事を減らすというのは現実的ではないですから、水仕事で手袋をしてお皿を洗うとか」
水分、油分を奪われないために「手袋」の着用がおすすめだといいます。さらに、外出時にも…。
神楽坂肌と爪のクリニック・野田弘二郎院長:「今の季節は手袋をして外出しましょう。保湿の効果もあるので、保温して頂く。(手袋で)覆うことで保湿剤の吸収が高まると言われているので、そうした使い方もおすすめ」
保湿剤のハンドクリームについては、こんな疑問も…。
20代:「アルコール除菌をした後にハンドクリームどうしようと思った。順番とか方法があれば知りたい」
コロナ禍で使用する場面が増えた消毒用の“アルコール”。“保湿クリーム”と、どちらを先に付ければいいのでしょうか。
神楽坂肌と爪のクリニック・野田弘二郎院長:「アルコールは脱脂といって脂分を取り除く作用がありますので、保湿剤で補った油も奪ってしまいますので、アルコールが先、アルコールの後にハンドクリーム、保湿剤を付けて頂く」
塗る量については、こんなアドバイスをします。
神楽坂肌と爪のクリニック・野田弘二郎院長:「皮膚科的言われるのは指先の第2関節分くらい。あまりゴシゴシこするというのはよくないので、その面からも十分な量を。少なすぎるよりは多すぎる方が良いし、多すぎたらペーパータオル等でふき取る」
東京は13日まで空気の乾燥が続く見込みです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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