原子力規制委員会から「火災への対策不十分」と指摘受け追加工事 関電は高浜原発1・2号機再稼働延期

原子力規制委員会から「火災への対策不十分」と指摘受け追加工事 関電は高浜原発1・2号機再稼働延期

原子力規制委員会から「火災への対策不十分」と指摘受け追加工事 関電は高浜原発1・2号機再稼働延期

 関西電力は2日、高浜原発1号機と2号機について6月から順次予定していた稼働再開の時期を遅らせると発表しました。

 福井県にある高浜原発1・2号機は設置が義務付けられているテロ対策施設の工事が完了するめどがたったとして、6月初旬から順次、再稼働する予定でした。

 関西電力によりますと、今年3月、原子力規制委員会から火災への対策が不十分との指摘を受け、追加の工事が必要になったということです。

 再稼働の時期は決まっていませんが、関西電力は、この夏の電力供給に影響はないとしています。

 1974年に運転を始めた高浜原発1・2号機は東日本大震災が起きた2011年以降停止したままで、16年に原則40年とされていた運転期間の延長が認められています。

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