アニメ映画「犬王」 日本作品“初受賞”なるか ゴールデングローブ賞きょう発表(2023年1月11日)
室町時代の京都を舞台に、実在した能楽師を描いた映画「犬王」。
能楽師である「犬王」が、琵琶法師の少年「友魚(ともな)」と出会い、お互いの才能を開花させていく、ミュージカルアニメです。
特徴は、劇中で奏でられる、独創的な音楽。時に激しく、時に優雅な琵琶の演奏と、それに合わせた独特の舞いが、見る者を作品の世界に引き込みます。
「音楽」に込めた思いについて、湯浅政明監督は、次のように話します。
湯浅監督:「昔というと、古いもの、わびしいものがたくさんあるというイメージ。もっと色んなものがあったはず。能楽も昔はもっと派手で、庶民が楽しむものだったというような。全然違う形にしたい」
アカデミー賞の前哨戦ともいわれるゴールデングローブ賞のアニメ映画部門に、日本の作品がノミネートされるのは2回目で、受賞すれば初の快挙です。
注目の授賞式は、日本時間の11日に行われます。
(「グッド!モーニング」2023年1月11日放送分より)
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