二十歳が「少子化対策」に望むことは『学費援助』『医療費無償化』『保育施設の充実』(2023年1月9日)

二十歳が「少子化対策」に望むことは『学費援助』『医療費無償化』『保育施設の充実』(2023年1月9日)

二十歳が「少子化対策」に望むことは『学費援助』『医療費無償化』『保育施設の充実』(2023年1月9日)

成人年齢が18歳に引き下げられてから初めての成人の日。でも、やっぱり「20歳」みたいです。

 1月9日、大阪市役所では新成人約30人が20歳を祝って市のシンボルの鐘を20回打ち鳴らしました。

 (新成人)
 「将来は英語の教師になることが夢です」
 「病院薬剤師になりたいと思っています。マスクをとって生活できる日が早く来ることを願っています」

 去年4月に成人年齢が20歳から18歳に引き下げられてから初めての成人の日ですが、近畿・徳島では名称を「成人式」から「はたちのつどい」に変更するなどして全ての自治体が20歳限定としました。実際に大阪市が高校生を対象に行ったアンケートでは、「大学受験や就職活動のシーズンと重なる」などの理由で、約8割の人が20歳のタイミングでの成人式の継続を望みました。

 (大阪市子ども青少年局 友清誠子青少年課長)
 「(20歳の方が)進学や就職で地域を離れていても、またこのタイミングで戻って再会するいい機会になるということだと思います」

 そんな新成人たちが生まれた20年前の2002年といえば、「くじら」ではなく「アザラシ」のたまちゃんが東京の多摩川に迷い込み大人気になりました。

 さらに、日韓共催のサッカーワールドカップで来日したベッカム選手に大熱狂。ベッカムの髪型にあやかったソフトモヒカンスタイルが街中にあふれました。

 一方で、政治をめぐっては日朝首脳会談が行われ、北朝鮮に拉致された5人が24年ぶりに帰国した年でもあります。

 あれから20年。現在の日本社会は超少子化の真っ只中。117万人にまで減った20歳の若者が少子化対策に望むことは?

 (新成人)
 「子どもに対してというより働いている人間に対して支給してほしいなと思いましたね。ちょっとでもお金に余裕ができたら子育ても楽につながるかなと」
 「学校の学費などを援助してほしいですね。親を見ていたらキツそうなので」
 「先行きが怪しい時代なので。私は大切に育ててもらったけど、あんまり子どもを産んでとかは考えにくい世の中かなと」

 子育て世代への施策に力を入れている兵庫県明石市では…。

 (新成人)
 「僕は(子ども)2~3人欲しいですね。家庭を持つことが夢なので。明石市みたいに高校生の医療費を無償化みたいなことをしていただくと少子化問題を防ぐことができるのではないかと思っています」
 「いま保育園などで問題が結構起きているから、安心して預けられる環境になればいいかなと思います。バス(置き去り)とかもそうやし、虐待とかもよく(ニュースなどで)目にするようになったので」
 「対策するのはちょっと難しいのかなと思うんだけど、時間はかかるかもしれないですけど、(対策すれば)実のなるような少子化対策の結果が出るんじゃないかなと思います」

 本当に貴重な存在の新成人の未来に幸あれです!

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