北朝鮮が短距離弾道ミサイル発射か 韓国軍合同参謀本部発表
北朝鮮が午前8時ごろ、短距離弾道ミサイルとみられる飛翔体2発を日本海に向けて発射しました。
韓国軍の合同参謀本部によりますと、北朝鮮は午前8時頃、東部・咸興付近から短距離弾道ミサイルとみられる飛翔体2発を日本海に向けて発射しました。今月25日には巡航ミサイル2発を発射していて、北朝鮮によるミサイルの発射は今年に入り明らかになっているだけでも6回目です。
北朝鮮は今月開いた朝鮮労働党中央委員会の政治局会議で、中止していた「全活動」の再稼動を検討することを指示。2018年の米朝首脳会談前に中止を表明していた核実験とICBM(大陸間弾道ミサイル)の発射実験を再開させる可能性を示していて、今後、挑発の度合いを高める可能性があります。
一方、政府関係者によりますと、北朝鮮がけさ発射した飛翔体について、現時点で船舶や航空機などへの被害の情報はなく、日本のEEZ(排他的経済水域)の外に落下したとみられるということです。政府は情報収集、分析にあたっています。(27日09:52)
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