「できるだけ現地に足を運ばれる方針」今年の皇室展望 宮内庁は「広報室」新設へ|TBS NEWS DIG

「できるだけ現地に足を運ばれる方針」今年の皇室展望 宮内庁は「広報室」新設へ|TBS NEWS DIG

「できるだけ現地に足を運ばれる方針」今年の皇室展望 宮内庁は「広報室」新設へ|TBS NEWS DIG

令和に入り、5年目となった皇室。去年は対面での公務再開の年となりましたが、今年はその活動がさらに前進する年となりそうです。

正月二日、皇居正門に久しぶりにできた長い行列。

記者
「こちら皇居では、一般参賀が行われています。コロナの影響で新年の一般参賀が行われるのは3年ぶりです」

事前申し込みによる抽選制という新たな形で、新年一般参賀が3年ぶりに再開されたのです。

「新年おめでとうございます。3年の月日を経て、今日こうしてみなさんと一緒に新年を祝うことを誠にうれしく思います」

天皇皇后両陛下をはじめ、上皇ご夫妻や秋篠宮ご一家が宮殿のベランダに並ばれ、初めて両陛下の長女・愛子さまも参加されました。

参加した人
「愛子さん見られて、すごく感動しました。とてもお美しかったです」
「愛子さまがすっごくかわいかった、ブルーのドレスで。上皇ご夫妻もすごくお元気そうで、本当にいいお正月を迎えられました」

上皇さま、天皇陛下、愛子さまと天皇家が三代揃って臨まれるのは、1988年の昭和最後の一般参賀以来、35年ぶりです。

天皇陛下の即位から1年を待たず訪れたコロナ禍により、国民との対面での交流が途絶えていた令和の皇室ですが

「(三線は)大変ですか」
「楽しいです、充実しています」
「それは良いですね」

両陛下は去年の秋以降、徐々に地方訪問などを再開されてきました。皇后さまは先月公表した誕生日の文書で、地方訪問で多くの人の歓迎を受けたことについて、「想像以上に嬉しく、有難かった」と感慨深く綴られました。

今年の皇室の活動について、宮内庁の西村長官は「できるだけ現地に足を運ばれる方針」だと明らかにしていて、今年は地方訪問に加え、両陛下の外国訪問も検討されています。また、来月には天皇誕生日の一般参賀が予定されていて、実現すれば、即位後初となります。

「本年が皆さんにとって、安らかで良い年となるよう願っています」

政府が「ウィズコロナ」の方針を進める中で、宮内庁としても今年は皇室と国民との直接の触れ合いをより本格化させ、コロナ禍で生じた「空白期間」を埋めていきたい考えです。

こうした中、宮内庁は来年度、広報室を新設すると発表しました。情報発信強化のため、SNSの開設も検討するとしていますが、慎重意見も多く、模索が続きます。

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