子どもの感染“急拡大” どうなるワクチン接種 東京1万4086人感染発表

子どもの感染“急拡大” どうなるワクチン接種 東京1万4086人感染発表

子どもの感染“急拡大” どうなるワクチン接種 東京1万4086人感染発表

26日、東京で発表された新型コロナの新規感染者数は過去最多の1万4086人。そのうち10歳未満の感染者は1829人で、先週の700人から2.5倍以上に増えています。気になるのが子どもへのワクチン接種です。厚労省では26日、5歳から11歳へのワクチン接種について、接種を強く促す「努力義務」にすべきかが議論されました。結論はでたのでしょうか?

立憲民主党 江田憲司衆院議員
「ワクチン3回目の接種ね、昨日時点でたった2.1%。OECD最下位の接種率ですよ。オミクロンのピークは来週、再来週、来るんですよ。しゃかりきに打っても間に合わないですよ」

岸田首相
「しっかりと現実を受けとめて、ワクチン接種しっかりと進めていかなければならないと考えています」

3回目のワクチン接種率が低迷していることについて釈明に追われる岸田総理。東京では26日も1万4086人の感染が発表され、25日に続き過去最多を更新しました。なかでも深刻なのが子どもへの感染の広がりです。10代未満の子どもへの感染は1829人。1週間前の2.5倍以上に増えています。

JNNが東京23区の小中学校に取材したところ、文京区では、20ある小学校のうち半分以上にあたる12校で学級閉鎖が発生。25日から小学校1校が学校閉鎖に追い込まれている江東区では、教員や保育士などを3回目ワクチンの優先対象にすることを決め、26日から接種が始まりました。

ワクチン接種に来た小学校教員
「クラスや学校の子どもたちにうつさない、もらわないじゃないですが、3回目受けられて安心はしています」

一方、子どものワクチン接種はどうなるのでしょうか?厚労省は5歳から11歳の子どもを対象とした接種を早ければ3月頃にも始める予定で、先週、子ども用のワクチンとしてファイザーのコロナワクチンを承認しました。対象年齢の子どもを持つ母親は・・・

母親
「子どもがかかりやすいと聞くので、ワクチン打てないのですごく不安です。ワクチン打つのもちょっと怖いなというのもあって板挟み」

母親
「周りを見ながらですかね。副作用とか不安に感じる部分あるので」

厚労省の26日の専門部会では、子どものワクチン接種を強く促す「努力義務」にすべきかが議論になりました。厚労省は、子どもの感染が増加傾向にあると説明しましたが、一部の専門家から、子どもの接種に関するデータが十分でないことから慎重意見があがったということです。「努力義務」にするかの結論は次回以降に持ち越されました。
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(26日16:59)

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