「インセンティブ受け取りたい気持ちあったと思う」ウーバー元配達員が初公判で
ウーバーイーツの配達中、自転車で78歳の男性をはねて死亡させた罪に問われた元配達員が、きょうの初公判で起訴内容を認めました。
岩野純也被告(28)は去年4月の午後7時過ぎ、東京・板橋区で、自転車でライトをつけずにウーバーイーツの配達をしていた際、横断歩道を渡っていた78歳の男性をはねて死亡させた業務上過失致死の罪に問われています。
きょうの初公判で、岩野被告は起訴内容について、「間違いありません」と認めました。
被告人質問では、検察側から悪天候の際に生じる追加報酬、「インセンティブを受け取りたい気持ちはあったのか?」と問われると、岩野被告は「あったと思う」と答えました。その上で涙ながらに、「被害者の無念な想いは想像できないほど」「本当に申し訳ない」と謝罪しました。
検察側は、禁錮2年を求刑。判決は来月18日に言い渡されます。(26日15:59)
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