母親感染で生活一変・・・子ども4人“濃厚接触者” 無症状でも“20日間待機”(2022年1月26日)
埼玉のある家庭では、4人の子どもを育てる母親の感染で、生活が一変しました。
■「のどが痛い」4人子育て母親感染
自宅療養中の女性(40代):「お野菜や日用品は、生協やネットスーパーを使って買っています」
母親は医療従事者で、19日に陽性が分かり、自宅での隔離生活になりました。
自宅療養中の女性:「(Q.((発症してからの)症状の変化というのは、いかがですか?)熱は18日に出て、19日が一番ひどくて、38度5分くらいまで上がったんですよね。あとは、のどがとにかく痛かったです。熱が一番高かった時は、物が飲み込めなかったです。痛くて。3日くらいで、全部の症状が落ち着いてきた感じです」
オミクロン株の特徴である「のどの痛み」が顕著に表れたものの、症状は3日ほどで緩和したといいます。
■子ども“無症状”でも20日間待機
一緒に暮らす4人の子どもは現在、無症状ですが、母親の“濃厚接触者”と判定されました。
自宅療養中の女性:「最低限、家の中で分けられる動線は分けて、マスクをして、なるべく同じ空間にいないようにと思ったのですが、家がアパート暮らしで狭いものですから。それにも限界があって」
女性は、すでに症状が改善しているため、10日間の療養期間は28日までです。
自宅療養中の女性:「濃厚接触者は、さらにそこから10日間家にいて下さいと言われまして。そうすると、子どもたちは2月7日まで、学校に行けないんですよね」
濃厚接触者となった子どもたちは、母親の療養期間の最終日が、陽性者との最終接触日とされるため、さらに10日間の自宅待機が必要となります。
■“10日間待機”では「社会が大混乱」
濃厚接触者へのルールが、生活そのものを苦しめている今、濃厚接触者の待機期間を巡っては、25日の国会でも話し合われました。
立憲民主党・山井和則衆院議員:「このままいったら日本の社会、大混乱しますよ。この現状は、放置されるんですか?」
岸田文雄総理大臣:「『放置するのか』という質問に対しては、放置は致しません」
立憲民主党・山井和則衆院議員:「放置をしないんだったら、濃厚接触者の待機期間は短くするということでいいですか?」
岸田文雄総理大臣:「放置しない。検討すると申し上げております。一定のリスクは伴うものだというなかで、どこまで国民の皆さんの安心という観点からいって適切なのか。これを政府として、政治としてしっかり判断したいと思っています」
■職場復帰が困難「生活面でかなり不安」
4人の子どもと隔離生活を送る女性は、簡単に職場に復帰できない事情を明かします。
自宅療養中の女性:「シングルマザーなので、(子どもたちが)学校に通っている間だったら、仕事に行けるんですけど。私が、その間もお休みってなると、私はお給料出ないわけですよね。生活の面で、かなり不安です」
(「グッド!モーニング」2022年1月26日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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