【SDGs】きのこ原料のレザー製品 長野の企業が製造(2022年12月24日)
動物由来ではなく、環境に配慮した注目の人工レザー「マッシュルームレザー」が国内で製造され、商品化にこぎつけました。
長野のジョイントベンチャー「MYCL Japan」は、キノコを原料にして作るマッシュルームレザーを製造しています。
菌糸体と呼ばれるキノコ栽培で土の中に張る根の部分を培養し、特殊な加工を施して作られます。
MYCLJapan・乾馨太社長:「(マッシュルームレザーは)ヴィーガンレザーが合皮を使っている部分からすべて菌糸体なので、一切化学製品を使っていない純天然由来のレザー」
このマッシュルームレザーは環境への貢献も期待されているうえ、耐火性や耐久性に優れ、もちろん動物愛護意識の高まりにも応えるものです。
菌糸体で作られた素材は、海外だと建築業などで利用されていますが、日本ではまだまだ知られていません。
MYCLJapan・乾馨太社長:「(Q.レザーを作る上で苦労したことは?)(日本の)研究者の方たちに柔軟な発想をしてもらうこと。キノコを発生させない方向で加工しないといけない」
来年夏以降、ふるさと納税の返礼品などで商品化を予定しているということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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