同性カップル『生まれた子と法的な親子関係認められず不利益』同性婚めぐる裁判で訴え(2022年12月23日)

同性カップル『生まれた子と法的な親子関係認められず不利益』同性婚めぐる裁判で訴え(2022年12月23日)

同性カップル『生まれた子と法的な親子関係認められず不利益』同性婚めぐる裁判で訴え(2022年12月23日)

同性婚を認めないのは憲法に違反するかどうかが争われている裁判で、精子提供で子どもを出産した原告の同性カップルが「法的な親子関係が認められず不利益を受けている」と訴えました。

 京都府などの同性カップル3組が「民法などで同性婚が認められないのは憲法に違反する」として、国に1人あたり100万円の損害賠償を求めていた裁判。大阪地裁は今年6月、「憲法に違反するとは直ちに認められない」として原告らの訴えを退け、その後、原告側が控訴していました。

 12月23日に始まった控訴審では、一審判決後の今年8月に精子提供で娘を出産した同性カップルが法廷に立ち、出産しなかった方の親は出生届に名前を書けず一人親扱いになってしまうとして、「同性愛者に生まれただけで排除され続けている」と訴えました。

 (娘を出産した坂田テレサさん)
 「子どもが生まれた瞬間から受けた不利益が結構多くて」
 (坂田麻智さん)
 「私たちは親だと思っているけど、(娘からしたら)『国には認められていない親なの』みたいなことになってくると思う。私たちを含めたインクルージョンな(受け入れられる)社会に早くなってほしい」

 一方、国側は控訴棄却を求めました。

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