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バスが進めず“凱旋飛行”に…アルゼンチン代表凱旋パレード 首都に500万人集結(2022年12月21日)
36年ぶりのワールドカップ優勝を果たした、サッカー・アルゼンチン代表は20日、凱旋パレードを行いました。
選手らを一目見ようと、首都ブエノスアイレスに集まったのは500万人以上。ブエノスアイレス市の人口が300万人なので、それを優に上回る人々が集結したことになります。
CNN、グリマルディ記者:感動であふれています。熱狂的な歌声が聞こえます。メッシが見たい、W杯のスターの側にいたい。勝てなかった大会もありましたが、彼らは常に前に進むことを教えてくれたのです。
サポーター:(Q.何か言いたいことは?)ありがとう、メッシ!他の代表選手たちにも。とてつもなく大きな喜びをありがとう!
現地メディア:世界チャンピオンが群衆の中を進んでいきます。フェルナンデスがトロフィーを持っています。トロフィーを手放しません。
36年ぶりのW杯優勝とは、アルゼンチンの人々にとって誇らしく、偉大なことです。
ただ、過剰な盛り上がりはマイナスに働くことも。
選手たちを載せたバスが歩道橋の下に差し掛かると、バスに飛び乗ろうとした1人が転落しました。
現地メディア:なんてことだ。人が落ちました。選手たちも人々に飛び降りないよう合図を送っていたのですが…。
本当ならパレードは広場でフィナーレを迎えるはずでしたが、事態は一変します。
大観衆に前後左右を囲まれ、パレードは進めなくなりました。
危険だと判断したアルゼンチンサッカー協会は、プランBに切り替えます。
現地メディア:代表選手たちがヘリに乗り込みます。前代未聞です。こんなの見たことがない。
選手たちが乗ったヘリによる“凱旋飛行”です。
サポーター:彼らを近くに感じました。やばい!涙が出ちゃう。
サポーター:仕事も辞めてきた。家族も家も恋人も置いてきた。
これで無事に終了というわけにはいきませんでした。
日が暮れたブエノスアイレスでは、一部のサポーターが暴徒化。警察と衝突したり、市民同士で殴りあったり、店の商品を盗んだりと、混乱が起きました。
帰宅したメッシは19日夜、悲願のトロフィーを抱いて、眠りについたようです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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