いじめ問題で市を提訴へ「部活顧問が7か月も学校に共有せず」女子生徒PTSDで転校(2022年12月20日)
大阪府枚方市の中学校で女子生徒がいじめを受けた問題で、女子生徒と母親が市に対して裁判を起こします。
枚方市教育委員会や両親によりますと、市立中学校の当時中学1年の女子生徒が、2020年6月から2021年5月にかけて、所属する運動部で同級生10人から仲間外れにされるなどのいじめを受けて不登校になりました。女子生徒はその後PTSDと診断されて転校していて、市教委は「重大事態」と認定して経緯を調査しています。
(女子生徒の父親)
「(娘が)『学校も行きたくないし、死にたい』と」
(女子生徒の母親)
「見たことないぐらい沈んでいる感じで。自分の娘からまさかそんな言葉が出るとは思わなかったので。どう反応していいのか正直わからなかったです」
両親の代理人弁護士によりますと、女子生徒の母親も筋収縮性頭痛と診断されたということです。女子生徒と母親は「部活の顧問教諭は7か月もいじめを学校に共有せず適切な対応を怠った」などとして、中学校を所管する枚方市に対して慰謝料など約250万円を求めて12月21日に大阪地裁に提訴する方針です。
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