英政府、不法移民のルワンダ移送を直前延期 欧州人権裁判所の判断を受け｜TBS NEWS DIG
イギリス政府は不法入国した移民の一部をアフリカ・ルワンダに移送するための航空便を出発させる予定でしたが、ヨーロッパ人権裁判所の判断を受け、移送は直前で延期されました。
イギリス政府は、ドーバー海峡を渡って入国する不法移民に歯止めをかけるため、ルワンダ政府に対して1億2000万ポンド（およそ197億円）の経済支援を行うかわりに、不法移民をルワンダに移送する協定を今年4月に結びました。
これを受け、イギリス政府は14日夜、不法移民の一部をルワンダに空路で移送するための第1便を出発させる予定でしたが、差し止めるべきだとするヨーロッパ人権裁判所の判断を受けて、移送は離陸直前に延期されました。
記者
「ドーバー海峡の近くにある不法移民を収容する施設の前では、ルワンダへの移送に反対する人たちが抗議集会を行っています」
ルワンダ移送に反対する人
「（移送は）最も傷ついた人にトラウマを負わせる本当にひどい方針です」
「（英政府は）差別主義的な政策を進め、自分たちの票を集めようとしています」
イギリス政府は「ヨーロッパ人権裁判所の介入は驚くべきことで、出発できなかったのは残念だが、次のフライトの準備は始まっている」とする声明を発表しました。
▼TBS NEWS DIG 公式サイト https://ift.tt/STbHC62
▼チャンネル登録をお願いします！
http://www.youtube.com/channel/UC6AG81pAkf6Lbi_1VC5NmPA?sub_confirmation=1
▼情報提供はこちらから「TBSインサイダーズ」
https://ift.tt/oAaV7CT
▼映像提供はこちらから「TBSスクープ投稿」
https://ift.tt/jYoJsPp
