介護保険制度改正に向け「結論来年夏までに」厚生労働省専門部会の報告書案｜TBS NEWS DIG
2024年度に控える介護保険制度の見直しに向け、厚生労働省の専門部会できょう、所得が高い高齢者の介護保険料を引き上げることなどについて「来年夏までに結論を得るべき」とする案が示されました。
65歳以上が負担する介護保険料は年々増え続けていて、2000年度は全国平均で月2911円でしたが、現在は倍以上となる月6014円になっています。
保険料は今後もさらに増える見込みであることを踏まえ、厚労省の部会ではきょう、所得が高い高齢者の介護保険料を引き上げることなどについて「来年夏までに結論を得るべき」とする案が示されました。
また、介護サービスを受けた際の自己負担について、今は原則1割、所得に応じて2割や3割の負担となっていますが、これについても「負担する層を増やす方向で見直しを検討するべきだ」としています。
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