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メガソーラー「盛り土」問題 環境大臣が異例の見直し要求 埼玉・小川町
埼玉県小川町で計画されている大規模な太陽光発電所=メガソーラーについて、山口環境大臣は「残土搬入による大規模な盛り土が計画され、地域に強い不信感が生じている」などとして、萩生田経産大臣に対し、計画の抜本的見直しを求める「意見」を提出しました。
環境省によりますと、埼玉県小川町では、およそ86ヘクタール、サッカーコート120面分の広さで、出力39600キロワット、一般家庭およそ11500世帯の1年分の電力をまかなえる規模の太陽光発電所を建設する計画があります。
しかし、建設予定地の山林には、サシバ、ミゾゴイなど珍しい鳥が生息しているため、樹木の伐採などに伴う生態系への影響が懸念されるほか、土地の整備に伴って外部から持ち込んだ残土によって「盛り土」が行われることが最大の懸案となっています。同じ場所では、過去に、残土処分場が計画されましたが、住民の反対によって実現していませんでした。
今回、メガソーラー建設に伴う「盛り土」の予定地が、かつて計画が中止された残土処分場の場所とほぼ同じだということが明らかになり、住民からは、「発電だけでなく残土処分もしようとしているのではないか」との疑念が高まっているのです。
「盛り土」予定地の一部では、過去に、斜面の崩落も起きていたということで、一連の状況を受けて環境省は、事業の最終的な認可権限を持つ経産省に対し、計画の抜本的な見直しを求めることを決め、25日、山口環境大臣が萩生田経産大臣に対し、「意見」を提出しました。「環境アセスメント」に基づく事前審査で、太陽光発電事業について環境大臣が見直しを求めるのは初めてです。(25日15:40)
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