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担任が「月替わり」で現場に変化?『チーム担任制』導入の学校に聞くメリットと課題(2022年12月16日)
神戸市が来年度から一部の小中学校で始める「担任をローテーション」する制度。教育現場はどう変わるのでしょうか?
神戸市が来年4月からの試験導入を発表した「チーム担任制」の導入。市立の小学校2校・中学校2校で複数の教員が週単位や月単位でローテーションを組み、学級担任を務めるといいます。
(神戸市 長田淳教育長)
「複数の教員が、それぞれの視点で児童や生徒にかかわることによって、児童や生徒の細かい変化をキャッチしたい」
同じ兵庫県内ですでにチーム担任制を取り入れている学校もあります。2020年度から導入している兵庫県丹波市の市立中央小学校では、5人の教諭でグループを作り、5年生2クラスと6年生2クラスの合計4クラスを受け持つ制度を取っています。おおむね1か月に1回程度、担任するクラスを変えますが、縦割りではなくクラスの垣根を超えて1人の児童を複数の教諭でサポートすることもあります。
現在、5年2組の担任をしている男性教諭。担当教科は国語です。朝のホームルームと1時間目の国語の授業を終えると…。
(5年2組の担任教諭)
「次の時間は6年2組に行きます」
クラスごとの進み具合には注意を払うといいますが、1つの教科に集中できる点は負担軽減につながっています。
(5年2組の担任教諭)
「教材研究の時間を短縮できるということはメリットです。複数の教科ではなく1つの教科なので」
児童の学校生活全般をサポートしなくてはいけない担任。いざという時に他の先生もチームとなって対応してくれる体制は、安心感を与えているようです。
(教諭)
「1人で抱え込まなくていいというか。多くの目で子どもたちを見ていけるという点ではいいことだなと思います」
子どもたちの反応もおおむね肯定的なようです。
(児童)
「1つの教科を詳しく教えてくれるから、私は複数担任のほうがいいと思います」
「いろんな先生に困りごとを相談できるし、気分転換にもなるからいいと思います」
「いろんな先生が担任をするのもいいけど、やっぱり1人っていうのがいいかな。(教科によって)出し方とかやり方とか授業の仕方が変わるからちょっと困るなと」
チーム担任制は働き方改革の切り札としても注目を集めていますが、長時間労働の解消を実現していくためにはまだ課題があるといいます。
(丹波市立中央小学校 西田隆之校長)
「(教材研究の時間短縮で)勤務時間は随分と減ってきたように思うんですが、逆に増えたのが子どもに関する情報交換の時間。どう効率的に子どもたちの情報を先生たちが共有していくかということが課題と考えているところです」
丹波市立中央小学校の保護者からは“月替わり担任”について、次のような意見が出ているということです。
【メリット】
▼大勢の先生がみてくれることで安心する
▼子どもに自分で何とかしようとする姿がみられるようになった
▼保護者もいろいろな先生と話す機会が増えた
【デメリット】
▼何かあったときの責任の所在はどうなるのか
▼個別懇談は誰がするのか
▼子どもの変化に気づけるのか
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