“山奥の秘湯”夜間利用者が・・・死亡事故で閉鎖危機も(2022年1月25日)

“山奥の秘湯”夜間利用者が・・・死亡事故で閉鎖危機も(2022年1月25日)

“山奥の秘湯”夜間利用者が・・・死亡事故で閉鎖危機も(2022年1月25日)

 北海道東部中標津町の山深い国有林の中にある、露天風呂「からまつの湯」。この秘湯で去年11月、利用者が死亡する事故があったことが分かりました。

 北海道森林管理局によりますと、夜間の利用者が足を滑らせ、高温になっていた風呂に転落。全身にやけどを負い、その後、死亡したということです。

 この温泉は、管理者のいないいわゆる“野湯”で、70度以上の源泉のバルブと隣の沢の水を引いたバルブを利用者自らが開閉し、お湯の温度を調節する仕組みになっていました。

 夜間に利用したことがある人は、次のように話します。

 「からまつの湯」を夜間に利用したことがある人:「基本的には真っ暗です。更衣室があったんですけど、中には小さなLED。そういった照明はあったんですけど、温泉のほうは暗かったです。場所自体が、手すりもない場所で、お湯の深さも深いなと思いました」

 事故を受けて、入り口には「立ち入り禁止」の看板が立てられました。

 今後、適切に管理できる団体などが出てこない場合、閉鎖もあり得るということです。

(「グッド!モーニング」2022年1月25日放送分より)
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