スプレー缶で火災も “清掃員芸人” 語る「命の危機」 年末大掃除に注意(2022年12月15日)

スプレー缶で火災も “清掃員芸人” 語る「命の危機」 年末大掃除に注意(2022年12月15日)

スプレー缶で火災も “清掃員芸人” 語る「命の危機」 年末大掃除に注意(2022年12月15日)

 今田耕司さん(56):「いってらっしゃい!」

 15日から来年の年賀状の受け付けも始まり、今年もあと半月を残すばかりです。

 14日午後、長崎市でごみ収集車の荷台のごみから出火する火災がありました。

 消防:「恐れ入ります。危ないので出てもらっていいですか?」
 環境センター作業員:「パッカー車の荷台から出火している」

 通報したのは、ごみの回収をしていた環境センターの作業員。火はおよそ1時間10分後に消し止められ、けが人はいませんでした。事故の原因は“スプレー缶からの発火”とみられます。スプレー缶やガス缶などは、ごみ収集車の荷台での巻き込みや圧縮で発火しやすく、普段は作業員が取り除き、収集車には入れていません。

 去年、宮崎市の路上でも不燃ごみ回収中に爆発音とともに、荷台から出火しました。この時も“ガス缶”が見つかりました。

 東京都内でごみ清掃員歴11年になる芸人「マシンガンズ」の滝沢秀一さんは…。

 ゴミ清掃員歴11年「マシンガンズ」・滝沢秀一さん(46):「ちょいちょい聞く。あの車燃えたとか。珍しいことじゃない。入った時から『スプレー缶だけは気をつけろ!』と言われていたので」

 フライパンや包丁など、他の不燃ごみと一緒に入っていると見つけることは困難だと言います。

 ゴミ清掃員歴11年「マシンガンズ」・滝沢秀一さん:「殺気みたいなものを感じたりする。可燃ごみの中に、何かおかしいなと思って開けたら、タオルでぐるぐる巻きにされたスプレー缶とか出てきたこともある。家の大掃除で不燃物も可燃物もまとめて入れて出す人が結構いる。清掃員にも家族がいたりするので、ちゃんと分別して配慮して出してくれるとうれしい」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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