当時２４歳女性の遺体を遺棄か ３５歳の男を逮捕

当時２４歳女性の遺体を遺棄か ３５歳の男を逮捕

　宮城県内の山林に遺体を遺棄したとして、３５歳の男が逮捕されました。警察は男が２年前に当時２４歳の女性を栃木県内のアパートに監禁し、その後、女性の遺体を遺棄したとみて捜査しています。

　死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、宮城県白石市の無職、海部学容疑者（３５）で、２０１９年１２月ごろ、白石市内の山林に氏名不詳の遺体を遺棄した疑いがもたれています。警察によりますと、今月１８日に海部容疑者の知人女性が栃木県内の警察署を訪れ、「２年前に女性の遺体を海部容疑者と一緒に穴を掘って埋めた」と話したことから事件が発覚しました。

　この知人女性の話をもとに警察が白石市内の山林を捜索したところ白骨化した遺体の一部が見つかりました。知人女性は警察に対し、「２０１９年の秋ごろから栃木県さくら市内のアパートで海部容疑者と同居を始めた」「同じ時期に海部容疑者が当時２４歳の女性を連れてきて部屋に監禁していたが死んでしまった」「いずれ分かってしまうので話すことにした」と説明しているということです。

　警察は、遺体は当時２４歳の女性とみて身元の確認を急ぐとともに、女性が死亡した経緯などについて調べています。（24日21:41）