【妻の初公判】寝たきり夫と息子“放火殺人”…息子への殺意否認
去年11月、千葉県旭市で自宅に火をつけ、いずれも寝たきりだった夫と息子を殺害した罪に問われた妻の初公判が開かれ、妻は息子への殺意について否認しました。
大橋とし子被告は去年11月、千葉県旭市の自宅で、夫の芳男さんのベッドに火をつけ、いずれも寝たきりだった芳男さんと息子の芳人さんを殺害した罪に問われています。
12日の初公判に車いすで法廷に現れた大橋被告は「芳人を殺すつもりはありませんでした」と起訴内容を一部否認しました。
検察側は「収入が途絶え、将来に不安を抱いた大橋被告は、夫に一緒に死のうと持ちかけていたが、夫は反対していた。息子が死ぬことはやむなしと考えていた」と指摘した一方、弁護側は「夫の殺害については同意があった。息子は煙で目の前が真っ暗になり助けられなかった」などと主張しました。
(2022年12月12日放送)
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