袴田事件 再審開始について東京高裁での審理終わる 来年3月にも結論の見通し|TBS NEWS DIG
いわゆる「袴田事件」で死刑が確定した袴田巌さん(86)の再審を開くかどうか、東京高裁で行われていた審理がすべて終わりました。弁護団は、「検察側が行った実験でも無罪の主張は裏付けられた」として、速やかに再審を開くよう求めています。
1966年に静岡市で一家4人が殺害された「袴田事件」では、発生からおよそ1年2か月後に赤みがある血痕がついた5点の衣類が現場近くの味噌タンクの中から見つかったとされ、袴田巌さんを有罪とする重要な証拠となりました。
しかし、弁護団は「1年以上、みそ漬けにされた血痕に赤みは残らない」と主張。きょうの最終意見陳述で、「検察側の再現実験でも裏付けられた」として、改めて再審開始を求めました。
巌さんの姉 袴田秀子さん
「巌は、56年間も無実を訴えてまいりました。どうか再審開始のご判断をお願い申し上げます」
午前中には、巌さん本人も裁判官に意見を述べたということで、東京高裁の結論は来年3月にも示される見通しです。
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