1万円で1万2500円分の飲食が可能…兵庫の飲食店支援「電子クーポン」 19日に利用開始（2022年12月2日）
忘年会シーズンを前に、兵庫県で１２月から大規模な飲食店支援事業が始まります。
１２月２日、ささやかな乾杯で兵庫県の斎藤元彦知事がＰＲするのは、「ひょうごで食べようキャンペーン」。物価高騰に直面する県民とコロナ禍で打撃を受けた飲食店を支援しようと、登録された県内の飲食店で１２月１９日から来年２月２８日まで利用できる電子クーポンを販売。発行総額３５億円の大事業です。１口１万円で購入して１万２５００円分の飲食ができます。購入申込の受け付けは１２月１２日までです。
（兵庫県 斎藤元彦知事）
「ぜひ多くの方に『ひょうごで食べようキャンペーン』に参画していただいて、感染対策をしっかりしながらも、消費を拡大して経済を元に戻していこう」
飲食業界を盛り上げようという動きが進む中、ユニークなレストランが神戸の三宮に誕生しました。１１月３０日にオープンしたフレンチ割烹「ｋａｎｂｅ」。神戸の日常や四季折々の風景をイメージしたプロジェクションマッピングと兵庫県産の食材にこだわったコース料理を楽しめます。
テーブルに浮かび上がる美しいせせらぎは、神戸の観光スポット・布引の滝がイメージされているといいます。さらに、六甲山からの夜景も。
（来店客）
「なんかエンターテインメント感ですかね。コロナでずっと外にも行けなかったので、食事しながらエンターテインメントを味わえる一石二鳥感があります」
この店を運営する会社は元々、宴会に特化した居酒屋を展開していましたが、新型コロナウイルスの影響で客足が遠のき、一部の店舗の閉店を余儀なくされました。今回、代表の池原晃喜さんが料理も店内のコンセプトもがらりと変えて勝負に出たのです。
（情熱ダイニング 池原晃喜代表取締役）
「通常の店舗をやっていくのはまず厳しいだろうなというのがありまして。それと元々やっぱり神戸に対しての思いがあったので、ここはひとつ抜けて、どこもやっていないようなことをチャレンジしていこうということでやっていくことになりました」
常識にとらわれない店舗スタイル。美食の街・神戸で話題を集めそうです。
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