クボタ「８億円の私的流用あった」公表…子会社の経理担当者が１億６千万円横領の疑い（2023年4月10日）
大手機械メーカー「クボタ」の子会社の元経理担当の男が、現金１億６０００万円を横領していたとして逮捕されました。
業務上横領の疑いで逮捕されたのは大手機械メーカー「クボタ」の子会社であるフモト産業の元企画管理部長・北浦一樹容疑者（５７）です。警察によりますと、会社の経理担当だった北浦容疑者は去年１月から１０月にかけて、会社名義の口座から１６回にわたって小切手を振り出し、現金１億６０００万円を横領した疑いがもたれています。
フモト産業は、去年３月に事業を停止していて、清算手続きの中で収支が合わず不正が発覚しました。北浦容疑者は容疑を認めているということです。
クボタ側は、北浦容疑者が出金記録を改ざんして証拠を隠ぺいしたほか、計約８億円の私的流用があったと公表していて、警察が実態の解明を急いでいます。
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