7年ぶり 冬の節電要請 厳しい寒さで電力需給逼迫も|TBS NEWS DIG

7年ぶり 冬の節電要請 厳しい寒さで電力需給逼迫も|TBS NEWS DIG

7年ぶり 冬の節電要請 厳しい寒さで電力需給逼迫も|TBS NEWS DIG

きょうから12月。暖房などで電力の使用量が増える時期を迎え、政府はきょうから来年の3月末まで、企業や家庭に節電を要請しました。冬の節電要請は7年ぶりです。

千葉県内で家族4人で暮らす山田さん。積極的に節電に取り組んでいます。

山田貴美子さん
「きょうから節電の要請期間と聞いたので、こまめに消すようにしています」

山田さんには、きょうからいっそう節電に積極的になる理由もあります。

山田貴美子さん
「今回、ポイントがたくさんもらえるみたいなので、家族で頑張って取り組んでいこうかな」

節電すると“ポイント”がもらえるのです。

▼電力会社のキャンペーンに登録するだけで2000円分。▼その上で1月から3月は、3%以上節電できれば、1か月あたり1000円分がもらえます。▼さらに、追加で電力会社が節電要請をした場合、1キロワット時あたり最大40円分が上乗せされます。

また、山田さんが契約している東京電力エナジーパートナーは、政府とは別に会社独自のポイントも付与します。

山田貴美子さん
「何ポイントもらえたと、ゲームみたいに取り組めて楽しい」

節電を助ける新たな技術も登場しました。

記者
「こちらのデバイスがあることで、リモコン操作をしなくても自動で温度を調節してくれるんです」

ITベンチャーの「ネイチャー」が開発したのは、節電のために家電を遠隔で操作できる「スマートリモコン」です。壁につけた装置を通じて電力会社がエアコンを適温に設定するため、自分で操作する必要はありません。

Nature創業者 塩出晴海さん
「自分が何もしなくても電気の逼迫に貢献できるのがポイント」

節電要請が7年ぶりに行われたのは、電力の供給力にゆとりがないためです。経済産業省によると、来年1月の電力供給の予備率は、東京では4.1%で、安定供給に最低限必要な3%を上回っていますが…

東京電力パワーグリッド 岡本浩 副社長
「電力需要が冬はやはり高い時間帯が長く続いて、それが連日続いてしまうと4.1%確保してても安心できない」

綱渡りの電力供給が続く中、電力会社にとっての“安定供給の切り札”が「揚水発電」です。電力需給に余裕がある夜に、電気を使ってポンプで下流のダムから上流のダムに水をくみ上げ、電気の使用量が増える日中に、上流から下流に水を流して発電します。

ただ、「揚水発電」にも限界があります。寒い日が続いて日中に上流のダムの水を使い切ると、夜間に水を十分にくみ上げられず、翌朝の発電ができなくなってしまうのです。

東京電力パワーグリッド 岡本浩 副社長
「揚水発電を使い切ってしまうと、翌日は3%いかないということになる」

12月を迎え、寒さが厳しさを増してきましたが、エアコンの温度設定などに気遣いが求められる「節電の冬」となりそうです。

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