新春の天皇ご一家 困難に向き合った5年間 2010年~2014年(2022年1月22日)

新春の天皇ご一家 困難に向き合った5年間 2010年~2014年(2022年1月22日)

新春の天皇ご一家 困難に向き合った5年間 2010年~2014年(2022年1月22日)

【2010年】
2010年、天皇ご一家の新春に向けた映像です。
天皇陛下は新年に当たって感想を発表し、リーマンショックの影響から厳しい経済情勢が続く国民生活について「さまざまな困難に直面し、苦労も多かったことと察しています」とお気持ちを示されました。
春から、秋篠宮家の長女・眞子さまは国際基督教大学に、次女・佳子さまは学習院女子高等科へそれぞれ入学されます。
長男の悠仁さまは、お茶の水女子大学附属幼稚園に入園されます。
天皇皇后両陛下は76歳と75歳。
前の年の4月9日、ご成婚50周年の金婚式を迎えました。
また、天皇陛下の即位20年でもありました。
11月には記念式典や国民祭典など、多くの祝賀行事が行われました。
愛子さまと悠仁さまが机に置かれたおもちゃを積み上げて遊びます。
愛子さまは9歳になりました。
佳子さまも、2人のお相手をされます。

【2011年】
2011年の新春を迎えられる天皇ご一家です。
天皇陛下は年頭の文書で平均気温が、過去113年間で最も高くなるなど、全国的に記録的な高温となった前の年の猛暑などに触れ、「家族や社会の絆を大切にし、国民皆が支え合ってこれらの困難を克服する」ようにと記されました。
愛子さまはこの年、後ろの列に立ち、眞子さまと佳子さまの間で楽しそうにお話されています。
前の年、登校に強い不安を感じて欠席や早退が続いている愛子さまの状況に、皇太子ご夫妻は、「国民の皆様にご心配をおかけしており、私たちも心を痛めております」と気持ちを明らかにされました。
愛子さまと悠仁さまが、箱に入った貝と、図鑑を見比べます。
悠仁さまは幼稚園に通われています。
耳に当てた貝がらから何か聞えてくるのでしょうか。
悠仁さまは、にこにこと秋篠宮さまの耳にもその貝を。

【2012年】
2012年の新春、天皇陛下は前の年の東日本大震災や豪雨災害に触れ「皆が被災者に心を寄せつつ、力を合わせ、あすの社会を築くために忍耐強く力を尽くしていくことを期待しています」と国民に呼び掛けました。
愛子さまは、前の年の9月、およそ1年半ぶりに雅子さまや皇太子さまのお付き添いなしで、学習院初等科に登校されました。
20歳になられた眞子さま。
両陛下の孫が成人するのは眞子さまが初めてです。
学業の傍ら、宮城県や岩手県などで震災のボランティアに参加されました。
秋篠宮さまは前の年の11月、気管支炎で入院中の天皇陛下の名代を初めて務め秋の勲章受章者と面会しました。
愛子さまと悠仁さまが皇后さまと一緒に折り紙を楽しみます。
愛子さまが前のテーブルで遊ばれるのはこの年の映像で最後です。
6年前の2006年の新春の映像にも、折り紙が登場しましたが、折っていたのは愛子さまと佳子さまでした。
一体何が出来上がるのでしょう。陛下が興味深そうに見守られます。

【2013年】
2013年の映像ではご一家の前に鮭の模型が置かれています。
天皇陛下は新年にあたり、東日本大震災後の日本の社会について、「互いに支え合い困難を克服するよう期待しています」と感想を述べられました。
前の年の3月11日、天皇陛下は心臓のバイパス手術を終えられたばかりでしたが、追悼式に出席されました。
眞子さまは、前の年の9月からイギリスのエディンバラ大学に留学中のためご不在です。

【2014年】
2014年の新年の感想でも天皇陛下は、「東日本大震災から3度目の冬が巡ってきました」と冒頭で触れ、「年頭にあたり、被災者のことが改めて深く案じられます」と述べられました。
留学から戻られた、眞子さまのお姿も。
悠仁さまは地図をご覧になります。
覗き込む天皇皇后両陛下と、地図を指さしながらお話しされます。
雅子さまは50歳になられました。
前の年の4月には、およそ11年ぶりの海外公式訪問に臨まれ、オランダ国王の即位式に出席されました。
悠仁さまは7歳、お茶の水女子大学附属小学校に通われています。
幼稚園卒園の翌日には昭和天皇が眠る武蔵野陵などを初めて参拝されました。
皇族が学習院初等科以外の小学校に入学したのは、戦後初めてのことです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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