イエメンの刑務所空爆、70人以上死亡
中東イエメンで刑務所が空爆され、70人以上が死亡しました。
AP通信によりますと、イエメン北部サアダ県で21日、刑務所が空爆され70人以上の死者が出ているということです。この刑務所は親イランのイスラム教武装組織、フーシ派の支配地域にあり、フーシ派と対立するサウジアラビアなどの連合軍による攻撃とみられています。
国際NGO「セーブザチルドレン」によりますと、刑務所では移民たちを収容していたということです。また、西部のホデイダも空爆を受けていて、「セーブザチルドレン」によりますと、サッカー場で遊んでいた子ども3人が巻き込まれて死亡したほか、インターネット回線の通信設備が破壊されました。
今月17日にはUAE=アラブ首長国連邦の首都アブダビでドローンとみられる攻撃で3人が死亡していて、その後、フーシ派が犯行声明を出していました。今回の攻撃はその報復の可能性もあります。(22日12:13)
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