タクシーに乗れない!コロナ影響で京都ではかつてない『ドライバー不足』観光地に異変(2022年11月29日)
秋の行楽シーズン真っただ中の京都。コロナ禍以前の賑わいが戻ってきている一方で、「タクシー」をめぐる問題が起きていました。
(記者リポート)
「こちらはJR京都駅前のタクシー乗り場です。多くの人が並んでいる一方で、タクシーが少ないように見えます」
閑散としたロータリー。タクシー待ちをする人々は困惑していました。
(タクシーを待つ人)
「ここはいつもびっしりタクシーが止まっていたのに全然ないから、ちょっとびっくりしました」
「仕事だったので、早く乗りたいなと思っていたんですけれども…」
タクシーの運転手も驚きを隠せません。
(タクシー運転手)
「ここだっていつもタクシーが入っているんだけどガラガラやからね。こういう状況は今までなかったからね」
11年前の同じ時期の映像と見比べてみると、その差は歴然。かつてはタクシーが溢れかえっていました。「観光の要」である京都のタクシーはどこへ行ってしまったのでしょうか。
京都府内最大手の「彌榮自動車」。コールセンターに異変が起きていました。
(電話対応するスタッフ)
「お客さま大変申し訳ございません、いま予約が…。もう夕方の予約をお聞きしていないんです」
「うーん…もういつになるやらという感じになっちゃっているんです、いま」
平日にもかかわらず、配車の依頼を断らざるを得ない状況になっていました。なかなかタクシーに乗れない。その原因とは何なのでしょうか。
(彌榮自動車・人事課 江畑明宏課長補)
「コロナに入ってから100人、3桁に近い数が減ってしまっている」
彌榮自動車によりますと、今年11月までの2年間で約100人のドライバーが退職。コロナ禍で観光需要が低迷したことなどによって人員の補充ができず、かつてない人手不足に陥っているといいます。
京都タクシー業務センターによりますと、京都市内で営業できる法人タクシーのドライバーの登録人数は直近の3年間で約2000人減ったといいます。
そこで、新たな人材を呼び込むため、彌榮自動車はJR西日本やお寺とタッグを組み、開門前の早朝、特別に拝観できるプランなどを打ち出しました。こうした戦略が功を奏して徐々に採用人数も増え始め、売り上げはコロナ前の水準まで回復してきているといいます。
(彌榮自動車・人事課 江畑明宏課長補)
「A地点からB地点までお送りをする仕事。これはベースで大切なことで、それは変わらないです。ですけれども、それ以外にもこういう仕事があるんだよということを伝えていく。それが我々のできることなのじゃないかなと」
人出が増えた観光地で人手不足に悩むタクシー会社。この難局をどう乗り切るのか、模索が続きます。
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