秋葉復興大臣に“影武者”?次男が“候補者たすき”…数々の疑惑 野党が“集中砲火”【もっと知りたい!】(2022年11月29日)

秋葉復興大臣に“影武者”?次男が“候補者たすき”…数々の疑惑 野党が“集中砲火”【もっと知りたい!】(2022年11月29日)

秋葉復興大臣に“影武者”?次男が“候補者たすき”…数々の疑惑 野党が“集中砲火”【もっと知りたい!】(2022年11月29日)

 様々な疑惑が浮上している秋葉賢也復興大臣。28日は、選挙中に次男が“影武者”として、たすきを掛けて街頭に立っていた疑惑についても追及を受けました。

■「旧統一教会の雑誌購読料」訂正も…金額合わず

 秋葉大臣:「国会審議において、丁寧に説明をさせて頂く必要があると考え、日程の変更をお願いした」

 国会答弁の準備のため、予定していた被災地の視察を急きょ、取りやめた秋葉大臣。28日も、野党の追及に苦しい答弁が続きました。

 去年7月、秋葉大臣が代表を務める選挙区支部が旧統一教会の関連団体に2万4000円を支出し、政治資金収支報告書に「会費」と記載していた問題です。

 立憲民主党・源馬謙太郎衆院議員:「世界平和連合、宮城県連合会に会費2万4000円を支出していたという指摘があり、これは雑誌購読料だったと訂正をされたと聞いています。『世界思想』代として1年間ということですが、年間2万4000円、これ1冊いくらですか」

 秋葉大臣:「私も内容を精読しているわけではない。1冊当たりの単価までは存じ上げません」

 源馬衆院議員:「1冊800円です。1年払いだと、1万800円(送料込み)です。何で2万4000円も払うんですか」

 秋葉大臣:「あくまでも雑誌購読としてお願いをされ、その雑誌購読としての費用を支払いしていると聞いている」

■次男が候補者たすき…“影武者”疑惑を弁明

 去年10月の衆議院選挙で、次男が秋葉大臣の名前が書かれたたすきを掛けて街頭に立った“影武者”疑惑。「公職選挙法違反の疑い」が指摘されています。

 源馬衆院議員:「影武者の問題もありました。ご子息が大臣のことを心配して、自ら影武者になったと言っていたが、本当にそんなことあるんですか。本当に大臣、ご子息から言われたんですか、自分の意思でやりたいと」

 秋葉大臣:「私の初当選は、当時の野党議員の選挙違反事件による辞職に伴う補欠選挙。法令の順守やクリーン選挙には、人一倍気を付けながら留意して活動していた。2番目の次男が、私に最も似ているとよく言われるもんですから、周りからそういった声も一部出たのかもしれませんが。ただ、本人に確認したところ、指摘を受けてすぐに(たすきを)外したと」

■妻と母親に“事務所の家賃支出”問題も…

 自身が代表を務める政治団体が、事務所の家賃として、妻と母親に合わせて1500万円を支出していた問題。

 立憲民主党・逢坂誠二衆院議員:「大臣、これ元々この物件、大臣が所有してたんですよね。2000年に大臣が購入したものじゃないですか」

 秋葉大臣:「今の急なご質問でしたので、正確な日付は…よろしいですか。間違いなく、この物件につきましては、私と家内の共有名義の購入でございました」

 逢坂衆院議員:「これを大臣、後に奥様に贈与されてますね。贈与しているから、家賃の支払いが生ずるというわけですか。大臣の名義のままだったら、家賃の支払いは生じないんですか」

 秋葉大臣:「今振り返ってみますと、ちょうどこの贈与を決めた時期というのは、私が県議会議員から国政選挙に挑戦する決意を固めた時期でした。それまで3期10年にわたって、県議会議員としての私の活動を支えてくれた妻に対して、何か見える形で感謝を示したいと思って、贈与したもの」

 逢坂衆院議員:「あの事情はともかく、贈与した。大臣、これ贈与しなければ、家賃の支払いは生じない。その理解ですか」

 秋葉大臣:「事実関係として、贈与をする前にも、妻の持ち分はございました」

■野党は更迭求める…岸田総理「努力続けてもらう」

 払拭されない、数々の疑惑。野党は秋葉大臣の更迭を求めています。

 立憲民主党・藤岡隆雄衆院議員:「総理は、秋葉大臣の更迭をされないということか」

 岸田文雄総理大臣:「疑念に対して、説明責任を果たすべく、努力を続けてもらわなければならないと考えてます」

(「グッド!モーニング」2022年11月29日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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