台湾・統一地方選の投票始まる 総統選の前哨戦 政府与党の劣勢か|TBS NEWS DIG
台湾の主要都市の市長や知事などを選ぶ、統一地方選挙の投票が始まりました。再来年の次期総統選の前哨戦と位置づけられていますが、与党の劣勢が報じられています。
記者
「投票が始まりました。投票所には多くの人が訪れています」
4年に1度の台湾の統一地方選挙は、台北など22の県や市の知事や市長らを選出するものです。
蔡英文総統が率いる与党・民進党は、強まる中国の軍事的圧力を背景に対中外交などを争点にアピールしますが、地元メディアの調査では劣勢が報じられています。
台北市長選の投票に訪れた市民は…
台北市民
「ここ数年の台北は何かと良くなかったので、未来の台北市を良くしてくれる人を選びました」
統一地方選は再来年の次期総統選の前哨戦と位置づけられていて、与党・民進党が22の県や市のうち、現有する7つの首長ポストを更に減らすことになれば、中国に近いとされる野党・国民党が勢いづくことになりそうです。
投票の結果は今晩からあす未明に判明する見通しです。
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