救急用チューブを鼻から喉まで挿入 「パワハラ」で消防士2人懲戒処分 愛媛・今治市|TBS NEWS DIG
愛媛県今治市の消防署に勤務している消防士2人が職場でパワハラなどの行為を繰り返していたとして、停職などの懲戒処分を受けました。
今治市消防本部 福田吉三郎 消防長
「誠に申し訳ありませんでした」
処分を受けたのは、今治市消防本部の50代の消防司令と40代の消防司令補です。
消防本部によりますと、消防司令は部下への暴力に加え、「お前の文書は小学生以下」などと暴言を繰り返し、決裁書類を何度も突き返すなどしていたということです。この消防司令は職場のパワハラ相談員を務めていました。
また、40代の消防司令補は、部下に深夜の仮眠時間に長時間、「筋トレ」やスマホゲームを強要していたほか、研修中、救急用のチューブを鼻から喉まで挿入したということです。
記者
Q.周りの人は止めなかったのか
今治市消防本部 白石勝志 次長
「どうやったら入るんだろうねと、純粋なところで誰も止めようというような認識ではなかった」
今治市の消防では退職者や休職者が相次いでいました。
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