“最新年金テクニック”を伝授 受給年齢のカギ“健康寿命”…働きながら増やす方法も【Jの追跡】(2022年11月25日)

“最新年金テクニック”を伝授 受給年齢のカギ“健康寿命”…働きながら増やす方法も【Jの追跡】(2022年11月25日)

“最新年金テクニック”を伝授 受給年齢のカギ“健康寿命”…働きながら増やす方法も【Jの追跡】(2022年11月25日)

年金はいつからもらっているのか…街の人の声は様々。そこで、“最新年金テクニック”を伝授!受給開始タイミングのカギは“健康寿命”にあり!?また、働きながら年金を増やす方法も伝授!どうすればお得に年金をもらえるかを追跡しました。

■年金の“お得な受給時期”と“増やし方”

74歳・女性:「私は早くもらった。絶対、年金が削られる世の中来ると思っていたから。60歳からかな」

72歳・女性:「年金だけだとやっていけないよね。くれる?」

家計を守るお得なテクニックを紹介するシリーズ。4回目のテーマは「年金」です。年金は、いつからもらうのがお得なのか?さらに…。

ファイナンシャルプランナー・國松典子さん:「年金を上乗せして増やす方法もあります」

年金を増やすお得な最新テクニックも紹介します!題して「年金いつからもらうのがお得?」。

■受給早めると“24%減” 遅らせると“84%増”

原則65歳から受け取ることができる年金。必要に応じて60歳から75歳まで、受け取り開始時期を選ぶことができます。

街の人は、何歳から年金を受け取ろうと考えているのでしょうか?

49歳・男性:「多分65歳になるんじゃないかって。やっぱりリタイアした時」

58歳・女性:「微妙ですね、65歳か70歳です。少しでも多くもらいたいので」

50歳・男性:「70歳くらいまでは働いて、そこから年金もらいたいかな。ある程度、長生きできるだろうなと思っているので」

年金は受給を開始する年齢でもらえる額が変わります。

本来の65歳開始の年間支給額をおよそ78万円とした場合、60歳に早めると24%減のおよそ59万円です。一方、75歳に遅らすと2倍近くにもなります。

■“得する”もらい方は? “健康寿命”も目安に

一体、いつからもらうのがお得なのでしょうか?

この疑問に答えてくれるのが、ファイナンシャルプランナーの國松さんです。

國松さん:「75歳から受け取った場合では、87歳以上長生きなさる方の場合は、75歳から受け取っても得になる」

65歳と75歳で年金支給額を比べてみると、75歳が65歳を上回るのは、およそ87歳。つまり87歳以降でも、健康でいる自信がある人は75歳受給がお得です。

一方、60歳から受給した場合は、およそ81歳で65歳受給と逆転。81歳以降も元気でいる自信がある人は、65歳受給がおすすめなのです。

しかし、重要なのは金額だけではありません。

國松さん:「健康寿命というのがありまして、男性は73歳、女性は75歳と言われています。あまり後ろに繰り下げてしまうと、使える期間が短くなってしまう可能性が出てきます」

■受給も…「年金だけでやっていけない」声

何歳まで元気に過ごせるかで、お得なパターンが変わってくる年金。実際に年金を受け取っている人は、いつからもらい始めたのでしょうか?

60歳から受給・76歳女性:「私はもう最初から、60歳になったらすぐに。よーし、長生きしてやるよと思うわけ。もらえました。いきましたじゃ、つまらんからさ」

65歳から受給・85歳女性:「65歳です。もらった途端に亡くなる方もいるから。やっぱり、65歳くらいが妥当じゃないか」

60歳から受給・82歳女性:「60歳からもらっちゃったの。主人が早く亡くなっちゃったから」

皆さん、それぞれの事情で年金を受給していました。しかし…。

年金月約5万円・80歳女性:「足りない。全然足りない。蓄えを切り崩して使ってる」

年金月約6万円・84歳女性:「ほんのわずかですよ。国民年金で月6万円くらい。とてもやっていけないです」

年金だけではやっていけないという人が少なくありません。

■60歳で建築業を退職 年金額は月3万円

都内のスーパーでパートとして働く桑水流秀喜さん(74)も、その一人です。

桑水流さん:「(Q.きょうは何時から仕事?)本当は7時からだけど、年寄りで朝やることないから6時ごろ来ています」

桑水流さんの担当は野菜の品出し。1箱10キロもあるダンボールを軽々と運び、74歳とは思えない仕事ぶりです。

桑水流さん:「昔、建築のほうやってたから、20キロくらいまでは、別にどうってことはないですね」

60歳の時に建築業を退職し、以降、13年このスーパーで働いています。

桑水流さん:「体がきつくて、足場とか危ないから、自分で辞めたいなと思ってやめた。退職金とかないから、職人だから、働かないと食っていけない」

そんな桑水流さんの年金額は…。

桑水流さん:「(月に)3万円近いのかな。途中で病気して(年金の支払いを)やめてるから」

スーパーでの月給を合わせると、月の収入は11万5000円。一人暮らしですが、ギリギリの生活だといいます。

桑水流さん:「家賃払ってやったんじゃ、国民年金だけじゃ大変だと思う」

■今から増やせる? パートも“厚生年金”加入可能に

総務省が今年発表した高齢単身世帯の平均生活費はおよそ月13万円。今から年金を増やす方法はあるのでしょうか?

國松さん:「10月に改正された内容としましては、パートやアルバイトの厚生年金の適用の拡大というのがあります」

今年10月から従業員数100人を超える中小企業で短時間労働をする人たちも、厚生年金に加入することができるようになりました。

労働時間が週20時間以上、収入が月額8万8000円以上の人などが厚生年金保険の適用対象になります。

これによって、これまで厚生年金に未加入の人でも、条件を満たせば働きながら年金を増やすことができるようになったのです。さらに…。

■「積み立てNISA」「iDeCo」を活用する方法も

國松さん:「国のほうが推奨する『積み立てNISA』や『iDeCo』といった投資から始められるのがいいと思います」

「iDeCo」は、65歳未満の人までがかけられる個人年金。掛け金が全額所得控除となりますが、原則60歳まで引き出すことができません。

一方、「積み立てNISA」は国が定めた基準をクリアした投資信託で運用します。20年間、運用益に税金がかからず、必要な時に引き出せるのが特徴です。

國松さん:「いずれにしても、両方いいところとリスクがありますので、それぞれをうまくバランスよく、使って頂くのがいいかなと思います」

(「スーパーJチャンネル」2022年11月24日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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