都立高校“英語スピーキングテスト”で波紋…中止求める声相次ぐ「入試として不完全」(2022年11月21日)
今年度から都立高校の入試に導入される英語のスピーキングテスト。
試験が27日に迫っているのですが、ここにきて、受験生や保護者からだけでなく、現役の教師からも中止を求める声が相次いでいます。
問題となっているのは、体調不良などの理由で受験できなかった生徒の扱いです。
都内公立中 英語教師:「人の点数が入るってことなんですね。そんな入試は聞いたことがない。入試として、不完全であると感じています」
現在のルールでは、受験できなかった生徒には、来年2月に実施される筆記試験で同じ得点だった生徒のスピーキングテストの平均点が付与される仕組みとなっているのです。
都立高校 英語教師:「スピーキングテストの結果を筆記試験から推定するというのも理解できない。場合によっては、(順位の)逆転現象が起こるっていうふうに指摘もされてますけれど。もし、合格ラインのところで起きた時に一体どうするのか。大きな疑問ですね」
一方、都の教育委員会は「入試の構造に問題はない」として、予定通りスピーキングテストを実施する方針です。
(「グッド!モーニング」2022年11月21日放送分より)
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