参院代表質問 公明・山口代表「コロナ対策ただす」(2022年1月21日)
国会では代表質問が最終日を迎えています。自民党と連立を組む公明党の山口代表は、感染が拡大しているコロナ対策など、政府の方針をただしました。
（政治部・柴戸美佐子記者報告）
山口代表は夏の参院選に向け、自公対立の火種になりかねない「憲法改正」や「敵基地攻撃能力」については触れませんでした。
公明党・山口代表：「感染力の強いオミクロン株への対応では予防、検査、早期治療のための体制強化を急がなければなりません」
岸田総理大臣：「必要なワクチンのさらなる確保に努めつつ、高齢者への接種を加速するとともに高齢者以外の一般の方5500万人についても1カ月前倒しする」
自公関係を巡っては、参院選の選挙協力で自民党の調整が難航し、公明党が相互推薦をしない方針を決めるなど不協和音が生じています。
公明党幹部からは「自民党はうちの党をなめている」「『わが党とうまくやっていこう』という感じではない」などと不満が噴出しています。
自民党は選挙区調整を加速させるなど歩み寄りの姿勢を示していますが、公明党は「うわべだけだ」と冷ややかで、参院選に影響を及ぼす可能性も出てきています。
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
