北海道に本格雪シーズン到来 今年2月を省みて豪雪に備える鉄道マン(2022年11月17日)
北海道は本格的な“雪シーズン”の到来です。
通学する大学生:「積もっていると思わなかったから、全然、運動靴だよ」
初積雪となった北海道深川市。過酷なシーズンが始まります。
自動車販売店:「今年初めて本格的に積もったので雪下ろししています。なかなか久々な感じですが後々、多分嫌になってくる」
岩手でも、うっすらと雪が舞いました。
散歩に来た人:「(防寒対策は)ただ厚着するだけ。(5枚着ているから)ばっちり…だから寒くない」
今シーズン一番の冷え込みとなった関東。
東京都心は7.7℃と2日連続で今季最低を記録しました。
皆さん寒さ対策に、あの手この手です。
通勤する人:「ダウンの中にもダウン。今まで上、着てなくてジャケットだけだったけど、きょう寒かったので」「(マフラー)きゅっとなるよう巻いている」
ただ、冬の訪れとともに“第8波”の足音も聞こえてきました。
東京都・小池百合子知事:「第8波の入り口に差し掛かっているとも考えられる」
都は感染状況の警戒レベルを1段階引き上げ、上から2番目とすることを決めました。
店が頭を悩ませるのが“換気”です。
札幌市内にあるマージャン店では、加湿器や空気清浄機などとともに換気も行っていますが…
店員:「寒い方もいるので」
麻雀、夢道場・津野修代表取締役:「実際、暖房費も値上がっている。本当は換気せずに暖房費の節約をしたいが、皆さんの安全が大事なのでマメに換気しています」
換気と防寒を両立させる場所も人気です。
たき火を見つめる客:「とにかく自由にゆったりできる所」「見ているだけで楽しい…心あらわれますね」
冷え込みが一段と強まった神奈川県相模原市。
たき火を楽しみながら食事を楽しめる「たき火スペース」です。
WILD BR’ESSE・木村三喜店主:「(Q.たき火の魅力は?)無になれること。黙っていると、ここで3時間も火を見ながらじっとしている人もいます」
こちらも本格的な雪のシーズンを前に準備を進めています。
JR北海道は除雪体制の強化など、この冬の新たな対策を発表したのです。その理由が…。
JR北海道・綿貫泰之社長:「今年2月には2度にわたり、札幌圏千歳線などで記録的な豪雪となり、最大で1週間にわたって列車が運休となり、ご利用のお客様に大変なご不便とご迷惑をお掛けした」
今年2月の記録的な大雪です。
職員が手作業で除雪をする姿も…。それでも雪が降りやまず、除雪作業が追い付かない状況でした。
JR北海道では、2月に降った2度の記録的な大雪で7000本以上の列車が運休…。
タクシー乗り場やバス停には長い行列ができました。
通勤のためバスを待つ人:「つらいです、北海道から出たいです」
そこでJR北海道は、積雪の状況を確認できる監視カメラを札幌圏にある20の駅に設置。
さらに、これまでよりも能力を向上させた除雪車両を導入するとしています。
また、1月と2月には毎週土曜日の午後11時ごろから日曜日の早朝までの間、函館線や千歳線、学園都市線の一部列車を計画運休させ、除雪作業の時間に充てるといいます。
街の人:「電車通勤をしている人は皆、出勤してこられなかったのでありがたいです。本当に」「もっと早くにそういうことをしてと思う。毎日、利用する身としては」
ちなみに今シーズンの札幌圏の降雪量は昨シーズンと同様、平年並みと予想されています。ただ、問題は短時間に降るドカ雪ということで、それは予想が難しいということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く