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【独自】北朝鮮での“心の支え”に…めぐみさんが持ち続けた「弁当箱」
横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されて15日で45年ーー。横田めぐみさんの母・早紀江さんが、日本テレビの取材に応じました。
早紀江さんが見せてくれたのは、「親子で大好きだった」という植物の写真でした。
横田めぐみさんの母・横田早紀江さん(86)
「こんなに(サボテンの花が)咲いたの。めぐみちゃんがいた頃だから、その頃は小さなサボテンだったのを、ちょっとずつ死なない程度に育てていたんですよね」
早紀江さんは、めぐみさんゆかりの品を、45年間ずっと大切にしてきました。「あの日」から、思い出も止まったままです。
◇
1977年11月15日、横田めぐみさんは、新潟市で中学校からの帰り道、北朝鮮の工作員に拉致されました。当時、わずか13歳でした。
25年前の1997年、脱北した元工作員の証言で、めぐみさんが北朝鮮にいるとわかると、横田さん夫妻は救出活動をはじめました。
事態が動いたのは、2002年。当時の小泉首相が北朝鮮を電撃訪問し、史上初の日朝首脳会談で、北朝鮮はめぐみさんを含む日本人13人の拉致を認め、謝罪しました。
しかし、北朝鮮は「めぐみさんは死亡した」と日本側に伝えてきたのです。
横田めぐみさんの父 横田滋さん(※2002年9月)
「結果は…死亡という…」
2002年10月、拉致被害者5人が帰国しましたが、そこにめぐみさんの姿はありませんでした。
2004年には、めぐみさんの物とされる遺骨が提供されましたが、日本側のDNA鑑定で別人の物と判明しました。“北朝鮮のウソ”が、次々と明らかになりました。
横田さん夫妻は娘の生存を信じ、全国各地で救出を訴え続けました。夫婦で行った講演は、1400回以上ーー。しかし、その後、進展はなく、2020年、夫・滋さんは、娘との再会を果たせぬまま、87歳で亡くなりました。
◇
めぐみさんが拉致されて、45年。日本テレビの取材で、めぐみさんの北朝鮮での様子が新たにわかりました。
帰国した拉致被害者によると、めぐみさんは、拉致された時に持っていたという『101匹わんちゃん』のイラストが描かれたアルミの弁当箱を、北朝鮮でずっと大切に持ち続けていたというのです。
横田早紀江さん
「(101匹わんちゃん)好きですよ。あの人(めぐみさん)は、ああいうのが大好きですもん。猫でも犬でもね」
めぐみさんは、母の手作り弁当を毎日中学校に持って行っていたといいます。母と娘をつないできたのは、弁当箱でした。早紀江さんは「大切にしていた娘の気持ちが痛いほどわかる」といいます。
横田早紀江さん
「それは、私があの子の物を持っているのと同じで、やっぱり、それは(娘も)同じだと思いますよ」
「こんなむごい別れ方したら、その人じゃないけど…。(思い出の品を)大事にしてあげようって思いますよね。どんな物でもね。お洋服だったら、これ着て走っていたなとか」
「みんなそれを思い出として真剣に思っているから。それをお姉ちゃん、それ一つしかないんだったら、(弁当箱を)ものすごく宝のように大事にしているんだろうなと思いますよ」
遠く離れていても、同じように思い出の品を眺めながら、互いのことを思い合ってきた母と娘。そして、早紀江さんは「めぐみさんは、今も必死に助けを待っている」と訴えます。
横田早紀江さん
「数字の『45年』なんて、聞くだけでぞっとするような数字でしょ。その時間、待たされているんだと思うと、言葉に出したくないくらい腹が立っちゃう」
「声ぐらい聞かせてほしいと思うよね。なんとかね」
(2022年11月14日放送「news every.」より)
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