米韓で“武器支援”をめぐる秘密合意？ ウクライナへの砲弾提供報道｜TBS NEWS DIG
ロシア国防省は、へルソン州の州都などからロシア軍が撤退を開始したと発表。一方、アメリカメディアは、韓国がアメリカとの間でウクライナへの武器支援をめぐる秘密合意を結んでいたと報じ、物議を醸してます。
ウクライナの旗を広げる兵士。ロシア国防省は10日、南部へルソン州の州都など、ドニプロ川の西側地域から軍の部隊を移動させているとの声明を発表。ウクライナのゼレンスキー大統領は、南部でよいニュースがあるとして「41の集落が解放された」と明らかにしています。
一方、韓国では。
記者
「きょうお披露目となった、シベリアトラの三つ子です」
シベリアトラの三つ子。2011年にロシア政府から友好の象徴として贈られたトラから生まれました。
こうしたロシアとの関係を背景に韓国は、ウクライナに武器支援はしない立場でしたが、今回、アメリカメディアが報じたアメリカとの間の秘密合意では、韓国がアメリカに砲弾10万発を売却し、それをアメリカがウクライナに送るというものです。韓国として経済的な結びつきが強いロシアの反発を避けるためのものです。
韓国メディアによると今回の報道に先立ち、先月、プーチン大統領はこう発言していたということです。
プーチン大統領
「我々は韓国がウクライナに、武器と弾薬を供給することを決めたことを知っている。これは私たちの関係を破壊するだろう」
韓国・国防省は報道を受け、「ウクライナに兵器を支援しないという政府の方針に変更はない」などとコメントしていますが、実際はどうなのでしょうか。
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