トランプ氏 “激怒報道”SNSで否定「フェイクニュースだ」「メラニアに謝罪したい」【もっと知りたい!】(2022年11月11日)
異例の接戦となっているアメリカの中間選挙。事前の予想とは違う結果に、激怒していると報道されたトランプ前大統領が、自身のSNSを連続投稿し、報道を否定しました。
■“共和党優勢”予想も…情勢は拮抗
バイデン大統領:「おめでとう。あなたが勝利したと知って、気分が良いよ」
カジュアルなタートルネック姿で、当選した候補者に電話するバイデン大統領。満足そうな笑顔です。
アメリカ中間選挙は、開票から2日経った今も、大勢が判明しない異例の接戦です。上下両院で与党・民主党、野党・共和党とも過半数に届いていません。
トランプ前大統領:「きっと共和党の大敗を期待しているだろうが、そんなことは起きない」
バイデン政権の経済政策などへの批判から、共和党優勢とみられていた今回の選挙。ふたを開けてみれば、情勢は拮抗(きっこう)。この結果にトランプ氏は…。
トランプ氏の顧問:「失望的な共和党の結果を受けて、トランプ氏は激怒し、周囲にわめき散らしている」
■“八つ当たり”報道…自身SNSで否定
原因の一つが、東部ペンシルベニア州の上院選で、トランプ氏が推薦した、オズ候補です。
長年、テレビ番組の司会を務めたタレント候補でしたが、結果は落選。すると、トランプ氏の怒りの矛先は、思わぬ方向に…。
CNN 政治アナリスト:「オズを支持するように助言した人、全員を非難していて、そこには妻・メラニア夫人も含まれています」
メラニア夫人への“八つ当たり”ともとれる行動が報じられましたが、トランプ氏本人は日本時間11日未明に自身のSNSで否定しました。
トランプ前大統領:「これは三流記者と、衰えているニューヨーク・タイムズが広めたフェイクニュースだ。こんな架空のストーリーが投げ付けられてしまったことを、メラニアに謝罪したい」
■どうなる?…トランプ氏“重大発表”
開票前日には、共和党の躍進を確信したのか、「15日火曜日に重大発表をする」と、大風呂敷を広げていたトランプ氏。
この重大発表は、大勝を経て、満を持して、大統領選へ出馬表明するとみられていましたが、トランプ氏の思惑も変更を余儀なくされる可能性があります。
米連邦議会で10年勤務 早稲田大学・中林美恵子教授:「一度、出馬を表明しようと思ったことを曲げるということは、(トランプ氏)本人のプライドが許さない可能性がありますので。ただ、それに条件を付けるような形で発表するかもしれないし。何らかの微調整がある可能性も残っています」
(「グッド!モーニング」2022年11月11日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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